天上天下唯我独尊

2015年09月06日(日) 秋の行楽最終日

チェックアウトは10時だが、15時頃までなら宿の駐車場に置いてていいですよーと言われたので、お言葉に甘えて、車を置いたままで近くを観光する事にした。
小京都と言われる街らしいが、本物の京都より勿論ずっと地味で、観光客の量も程好く、のんびりとして快適であった。
見学出来る建物や土産物屋に立ち寄りながらぶらぶらと歩き、ぐるりと回って4時間ほどで戻って来た。
途中、適当な店で昼食を摂ったが、本日は当たりであった。
隣り合わせた2軒の店のどちらにしようか迷ったが、落ち着いた雰囲気の店にして正解だった。
味もそこそこ良かったし、トイレに立った序でに隣を覗いた主人によると、向こうは大人も子供も騒いで下品な感じだったとか。あっちの店に入ってたらきっとシオンは切れてたよと言われた。
大きな土産物店には韓国からの団体客がおり、何人かが咳をしていたので、MERSでもうつされたら敵わんと、別の店に行ってみた。
個人でやっている様子の店で、愛想は良くは無いが品揃えが良く、次から次へと試食を出してくれるので、色々と買ってしまった。
しかも何故か獲れ立ての野菜まで貰ってしまい、なかなか面白かった。
最後に、駐車場近くの専門店で美味しい味噌やら醤油やらを買って、この地を後にした。
観光地としては一度見てしまえば充分だが、また買い物に来たいと思える土地であった。

帰りは高速道路で。
途中のSAで湖を見たかったのに、熊の出没の惧れありという事で、周囲は封鎖されていた。
なのに、立ち入り禁止のロープを潜り抜けて散策している、どう見ても作業員ではなく観光客の爺さん……大丈夫なのか?
何年か前、紅葉の次期に来た時も、熊のせいで湖を見られなかったのだ。今度こそと思っていたのに、今回も叶わず、残念であった。

さて次は、雪の降る前に主人の実家詣でに行かなければ。
私はどうでもいいんだが、せめて主人は親に顔を見せるべきだと思うのだ。



2015年09月05日(土) 秋の行楽2日目

朝食会場は昨夜と同じレストラン。またもや窓際の良席をゲット出来た。
広い庭園には、沢山の蜻蛉が飛び交っていた。ここでは今日が蜻蛉の日、本格的な秋の始まりのようである。
鳥も来ていて、空中で虫をキャッチする様子を見られた。あちらも朝食らしい。
折角なので朝食後は庭園を散歩してから、宿を後にした。

近くの湖をぐるりと車で回ってみたが、あまりの寂れっぷりに驚愕した。
結婚前に初めて主人に連れて来て貰った時は、夏休みだった事もあって大賑わいだったのに、当時の面影はどこに行ってしまったのだろう。
表通りに面した旅館やホテルが幾つも閉鎖されており、嘗ての観光地を余計寂しくしていた。せめて、朽ちた廃墟だけでも取り壊して自然に還せば、もっとマシになるだろうに。
車を停めて湖畔を歩いていると、どうみても手ぶらな犬連れ観光客がいて、嫌な気分になった。糞はどうするつもりなのだろう。
湖から奥の道に逸れると、階段の上に神社があった。そしてそこから犬の吠え声がする。
おいおい、神社はイヌネコ禁止だろうに……と思って境内に入ってみると、犬は神社の売店の中にいた。
ここが観光地として寂れたのはリーマンショックのせいではなく、この躾のなっていない畜生を敷地内で飼っているために、神の怒りを買ったからではないだろうかと思ってしまった。
もと来た道を戻って、湖畔のボート乗り場で、主人を白鳥ボートに誘った。
腰痛持ちの主人は難色を示したが、だだを捏ねて一緒に漕いで貰う。
しかし湖なのに思いのほか波が高く、横風と横波を受けると恐怖を感じたので、僅か数分で岸に戻る事に。
次は穏やかな日に乗りたいが、その時主人の足腰がまだ大丈夫で、付き合ってくれるかどうか。
土産を買って、昼前に湖を出立した。

今日は高速道路は使わず、下道でのんびりと次の目的地に向かう。
国道沿いの店で昼食を摂ったが、イマイチであった。価格的にも味覚的にもコンビニに遥かに劣っていたが、まあこれも旅ならでは。
寂れた道の駅に寄りながら、ゆるゆると宿を目指した。
前日のホテルは温泉付だったが、本日の宿は温泉宿のような雰囲気なのに、温泉が付いていないタイプであった。
その代わりに外の温泉施設に無料で入れるというが、面倒なので部屋付きの普通の風呂でいいやという事にした。
だって本当に面倒。支度して行ってみて何か忘れた場合、取りに戻ってまた風呂に行くというのを考えたら、果てしなく面倒になってしまった。
本日の夕食もレストランだった。部屋食がいいのに。しかし折角主人が選んで取ってくれた宿なのだから、我が儘イクナイ。
食事は美味しかったが、他の点で微妙であった。
何故、地元食材で揃えてくれないのだろう。
いくら美味しくても、名産品でも、他所の物ではなくて、地元の物を出してくれればいいのに。
だって、うちでいつも食べてるやつだよ、これ……。
そこだけは一寸残念であった。


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