| 2015年07月23日(木) |
お前も簀巻きにしてやろうかシャー |
妹宅滞在中に、宇都宮市で無認可保育所の関係者が逮捕されたニュースを見た。 1年前に、3泊4日で預けられた生後9箇月の赤ん坊が死んでしまい、しかも子供はその時体調が悪かったというのに両親揃って旅行かよと散々叩かれていた、あの事件の続報である。 旅行ではなくて実は夫婦2人で会社を経営しており、そのための出張だったという事だが、新しい記者会見を見た限り、母親は当時の自分の判断を非常に悔いており、自分の非も認めていたので、そこまで駄目な人ではなさそうと言う気がした。 ただ、幾ら悔やんでも謝っても、死者は蘇らない。自分の安全を自分で守れないのだから、子供は不憫である。 それはさておき、今回明らかにされた保育所内部の衝撃映像が凄かった。 毛布で簀巻きにされ、床の上に転がる小さな子供達。 自力移動を始めた子供に手を焼くのはわかる。 私も甥っ子を紐で柱に縛り付けようかと思ったけれど(しかし今時のアパートに柱は無いので困る)、流石にこの発想は無かった。 身体の自由を完全に奪うのは、子供の発育上、問題があるし、汗っかきの甥っ子は簀巻きなんかにしたらすぐに茹で上がりそうである。 というか、こんな育てられ方をしたら、後々人格に歪みが出そうで恐ろしい。
件の保育施設では、ケチって冷房もつけなかったらしいが、甥っ子の通う保育所はとてもちゃんとしていて、いつ訪れても適温である。 月々こんなにかかるよ……と請求書を見て妹は嘆いていたが、何を言うか。 寧ろ私に渡す謝礼を考えれば、月々これだけの金額で済むなんて、格安であろう。(私が搾取し過ぎという話は無しで) 快適な環境でちゃんと面倒を見て貰えて、しかも色んな人に可愛がって貰えて、お前は本当に良かったなあと話しかけると、甥っ子はキョトンとしていた。
今月の子守は4泊5日。 1箇月振りに会った赤ん坊は、後ろ足が使えるようになっており、ハイハイのスピードが格段に上がっていた。 んきゃきゃきゃ!と笑うとターボがかかる仕組みになっているらしく、興奮した時の加速が凄い。 そればかりか、掴まり立ちまでするように!まだ早いぞ! 益々目が離せなくなってしまうので、もう少しゆっくり成長して頂きたい。 それに脚が変形するのも困るし。男の子でもやっぱりO脚とか格好悪いじゃない。うちの主人がそれで、とてもみっともない。 そしてあろう事か、バウンサーが役に立たなくなった。 妹が赤ん坊を床にお座りさせたまま食事を与えていたので、 「何でバウンサーに座らせないの」 と咎めたら 「え、だってお姉ちゃんがバウンサーから下ろしたんでしょ?」 と答えるので、いやアンタが下ろしたんでしょと押し問答になり、バウンサーを確認するとベルトは嵌まったままだったので、赤ん坊が自力で縄抜けしたと判明した。 どうしよう、ベビーシート並みに肩からがっちり固定出来る椅子に替えなきゃならないのか。
妹が赤ん坊だった頃にはバウンサーなんて無かったけれど、これは赤ん坊を括り付けておくのに実に便利で、発明した人にはノーベル賞をあげてもいいと思う。少なくともオバマよりは受賞する権利がある。 食事の時は勿論、一人で風呂に入れなきゃならない時にも重宝する。 ハイハイ前の赤ん坊なら脱衣場に玩具と一緒に転がして置けば良かったが、あちこち動き回るようになるとそうも行かない。 タオルや着替えやおしめをきっちり準備しておいてから、赤ん坊をバウンサーに座らせ、録画しておいた「いないいないばあっ!」を再生。15分間でトイレと入浴を済ませる。 「おかあさんといっしょ」ならもう少し時間に余裕が出来るが、これは赤ん坊が興味を示さないコーナーもあるので、余り向かない。 再生が終わる頃にバスタオルを体に巻いて、居間に赤ん坊を迎えに行き、それから一緒に風呂に戻って赤ん坊を洗いにかかる。 この時期は暑いからか疲れが出るのか、結構な割合で、赤ん坊は洗髪中に眠ってしまっていた。 体が脱力しているので多少扱い辛いが、あちこち動こうとして邪魔をする事も無いので、寝てくれると割と楽である。
そんな訳で、「いないいないばあっ!」には助けられている。 ワンワンと一緒に司会進行を務めるゆきちゃんが、可愛いだけでなく、凄い。 ゆきちゃん自身がほんの一寸前までよちよち歩きだっただろうに、よちよち歩きの子供達と一緒に上手に番組をやっている。 私があの年頃だったら、周りの事なんて目に入らずに、幼児達にぶつかって転ばせて泣かせていただろう。いや大人になった今も大して変わらないか。 そしてこの番組を作っているNHK凄い。0歳児が夢中になる番組なんて、他に無いんじゃないか。 NHK受信料を払わない事を当然の権利のように言う人もいるが、少なくともこの番組を子供達に見せている親は、受信料を支払うべきである。 支払わないのは、給食費を払わない親と同じだ。
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