主人から、寝る場所を換わって欲しいと申し入れがあった。 別にいいけれど、何で?と訊いたら、
「2晩連続でシオンに殴られたから」
と言う……またやったのか、私! 全く身に覚えは無いのだが、これまでにも何度か、寝返りを打ちざまに主人を殴った事が事があるらしい。 「最近のシオンは、僕側の手を頭の下に入れるのがブームみたいで、そうすると肘がこっちを向くんだよね。その姿勢で向こうを向いていて、こちら側に寝返りを打つと、そのまま勢いで肘がガツンと。 一寸当たったぐらいならまだしも、一昨日は眉間、昨夜なんかは目に当たったもんだから、痛いの痛くないの。 目の周りにパンダみたいな痣が出来たんじゃないかと思って、起き出して洗面所の鏡で確認しちゃったよ。結果何とも無かったけどさ」 そんな事があったのか……ちっとも知らなかったよ。 「それだけの目に遭っておきながら、何故私を起こさなかったの」 と主人に訊いたら、 「スピーと気持ち良さそうに寝ている人を、わざわざ起こす事も無いじゃん」 だそうで。 逆の立場だったら、私なら絶対に起こす自信があるわ。しかも切れながら。 つくづく、うちの主人は凄い人だなあと感心した。
ハッ、まさか、全て主人の作り話なんて事は……。
いつも行くスーパーの一角に、宝籤売り場がある。 そこを通りかかると、最近は特にわくわくする。 何故なら、スーザの行進曲「自由の鐘」がエンドレスで流れているから。 どうやら、今年のオータム・ジャンボのテーマ曲のようである。 ついついIt's!と叫んだり、最後にムギュっと何かを踏み付けたくなってしまう。大人なのでやらないけれど。
先月NHK−BSで2回に分けて放送していたモンティ・パイソンの最後の舞台は、録画をまだ消せないでいる。 1回見たのだけれど、あと2回は見たい。そして笑いたい。 どうせ年寄りの最後の一花だろうと高を括っていたが、あそこまでやるとは。 甘く見ていた。本当にすみませんでした。 素晴らしいセットに、まさかのゲスト。予想以上の楽しさであった。 これを機に、主人のコレクションDVDを最初からちゃんと観たいのだが、録画機のハードディスクが一杯一杯で、そちらの消化に追われる日々である。
自由の鐘といえば、先週とある番組で、スコットランド独立運動に関する報道のBGMに使われていた。 作曲者はアメリカ人なのに、何故そのチョイス? モンティ・パイソン風にスコットランドを馬鹿にしているのだろうか、と訝しく思っていたら、主人が一言。 「曲のタイトルが『自由』の鐘だからだろ」 あーあ、なるほど! 自由=独立な訳ね、全然思い付かなかったよ。
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