| 2014年08月05日(火) |
セルフ弁護始めました |
「謝罪文」を公表して間もないと言うのに、佐世保殺人少女の親父が新たな燃料を投下した。 TVではちらりとしか映らなかったが(マスコミ各社は全文公表しろや。お前らが錦の御旗に掲げる報道の自由同様、視聴者には知る権利があるんだよ)、それは父親夫婦と精神科とのやり取りを纏めた文書で、要約すると、自分は全力を尽くしたが児童相談所と精神科の対応がイマイチで……と、さり気無く児童相談所と精神病院のせいにしようとしているのがスケスケに透けて見えるものであった。 おまけに、通常は「A病院、B病院」と表記するところを、「甲病院、乙病院」て。 裁判資料じゃあるまいし、何か勘違いしていないか? この親父。 もう遺族に対してはどうでも良く、只管自己保身しか考えていない様子である。 児童相談所や病院にも言い分はあるだろうが、反撃に出れば、親父は守秘義務違反を逆手に取って責めて来るだろう。 反論出来ない相手を責めるこの遣り口、汚い、実に汚い。
この文書と前後して、金属バット襲撃事件の前月に、娘の籍を自分の実母の籍に入れていた事が判明。 つまり、犯人である娘は、戸籍上父親の妹になっていたのだ。 それを聞いて、先日の「謝罪文」の「道義的責任」という言葉の違和感が払拭された。 TVに出ていた弁護士が言っていたが、道義的責任と言うのは法的責任と相対する概念だそうで。 つまり、自分はもう戸籍上の父親ではないのだから、この子に対して法的責任はありませんという事だろう。 相続税対策という事だが、少女の兄である息子の籍がそのままであるならばこれは大いに矛盾する訳だが、残念ながらそこに触れてある報道は無いようである。
この親父、聞けば聞くほどクズだな……と思って、ハッとした。 もしかしてこれは、自分がクズアピールをする事によって「こんな親に育てられたなんて可哀相、そりゃおかしくもなるよね」と娘に同情を集めて情状酌量を勝ち取ろうという、父親の高度な戦術なのでは!? そう主人に言ってみたところ、 「いや、それは無い。正真正銘、ただのクズだと思うよ」 と一蹴された。
今日は思いっきり人でなし発言(客観的に。私はそうは思わないが、世間との感覚が乖離しているらしいので仕方ない)なので、私を嫌いになりたくない人は読まない事をおすすめする。
とあるオーストラリア人夫婦が、非難にさらされている。 代理母であるタイ人女性の妊娠中に双子の片割れがダウンだと判明、依頼人は堕胎を希望したが代理母はそれを拒絶して出産、健常児だけがオーストラリア人夫婦に引き取られたという。 不思議なのは、非難されているのは代理出産ではなく、ダウン症児の引取りを拒否したという事。 ダウンちゃんも引き取ってやれよ!という意見もわからんでもないが、障害児を育てるのって相当大変だろ。 普通の子供を育てるのすら大変だというのに、一寸した身体障害なら兎も角、知能がアレな子供を育てるのは、かなりの覚悟が要る。 健常児と障害児を同時に育てるなんて無理、ダウンちゃんは可哀相だけれど要らないわ、というのは私は凄く理解出来るのだが、世間的には人でなしらしい。 正直言うと、未来に繋がらない障害児を育てるより、ペットでも飼った方がまだ楽しいと思う。 しかも今回は、生まれる前に障害がわかっていて堕胎を希望したのに代理母が産んじゃった訳だから、オーストラリア人夫婦は責められるべきものではないと思うのだが。 責めている連中はキリスト教原理主義者なのか知らんが、責任も取れない外野が綺麗事抜かしてるんじゃないよ。
代理母になる女性は、大抵が経済的理由で引き受ける。 今回の代理母も例に漏れず、自分の子供2人だけでもイッパイイッパイなのに、そこにダウンちゃんが加わったので、お金に困って公表したらしい。 そして世界中から募金が集まったそうな。良かったね。 宗教的理由か法律的理由によって堕胎を拒否したのだろうが、彼女は赤の他人のしかも障害児を自分ちに引き取って、自分の子供達と一緒に育てると言った。 私の半分の年齢なのに、偉いよこの人。 遺伝子上の親に見捨てられた赤ん坊が、代理母家族のもとで可愛がられて幸せな人生を送るよう、願って止まない。
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