マレーシア機がウクライナ上空で撃墜され、乗客乗員全員が死亡した事件で、ロシアのプーチン大統領に批判が集まっている訳だが、私にはそれが不思議でしようがない。 ウクライナの内戦に全く関係無い国の、しかも民間機が撃ち落されたのだから、確かに悲惨な話である。 しかしわざとやったとは思えない。多分不幸な事故だろう。 もしわざと狙撃したのだとしても、プーチンが指令を出した訳ではなかろうに、ここぞとばかりにプーチンを叩く欧米諸国やマスコミには反吐が出る。 他人の不幸を政治利用する連中には勿論、それにうっかり乗ってしまう一般市民にの馬鹿さ加減にも腹が立つ。
こうなってしまった以上、恐らくプーチンは、ウクライナの親ロシア派を切り捨てるだろう。 仕方ない事だが、彼等は元々ロシアから移住して来たロシア人の子孫、ウクライナを捨ててロシアに帰れば良いと思う。 そして北方領土のロシア人達も、本土に戻ってくれ。
ところでヨーロッパ諸国と一緒にプーチン批判を展開しているオバマ君だが、このまま行くとブーメランになるのをわかっているのだろうか。 パレスチナと泥沼の争いを続けているイスラエルを支援しているアメリカに、ロシアを批判する資格は無いのだ。 2千年もそこに住んでいた人々を追い出して、ユダヤ人のために新しい国家を作ったのだから、その無理矢理さ加減と言ったらロシアの比ではない。 本当に宗教と言うのは碌でもないものだ。
大崎事件の再審請求が棄却された。
知らない事件だったのでネットで調べてみたら、1979年に起こった農家における親族内殺人で、再審請求したのは、犯人グループで唯一生存している、主犯とされる被害者の兄嫁。 再審請求と言えば、死刑囚が死にたくないがために獄中から裁判のやり直しを求めるイメージが強いが、この人は既に服役を終えて自由の身であり、名誉を回復するための再審請求らしい。 一貫して無罪を主張しているし、揃いも揃って知的或いは精神障害傾向にあったという共犯者達の証言の信憑性に疑問が残る事件だったようで、冤罪の可能性は無くはない。
しかし、だからと言って「冤罪だ!」と決め付ける人々も無責任だと思う。 先だっての遠隔操作事件も、支援者が馬鹿を見たよね。 正直片山被告はとっても犯人臭かったが、画伯の例(香川県坂出市の殺傷事件、2007年)もあるし、断定は出来なかった。 しかし無罪とも言い切れない。じゃあどうすれば? 答えは簡単だ。応援も断罪もせずに、静観するのだ。 一体どういう伝手で支援者が支援者となったのかはわからないが、いい大人達が検証もせずに被告の言い分のみを信じて、よく「この人は無実です!」なんて言えるよなー。 しかも片山が観念して自白した後で「裏切られた」とか、こいつら馬鹿かと思った。 弁護士はいいよ、被告が自分は無罪だと主張するなら、その言葉を信じて弁護するのが弁護士の仕事だもの。 だが、事件に何の関係も無い連中が支援者を名乗って支援活動するって、よっぽど暇なのか政治的に事件を利用したいかのどちらかだろう。 そして利用するつもりが利用されてしまいましたとさ。
片山事件では人死にが出ていないからまだマシだが(それでも若者の人生を狂わせているのだから死をもって償えばいいのにと思う)、以前見た「アンビリバボー」では更に酷い事例が紹介されていた。 イギリスで若い女性が殺され、友人の女性が被疑者となったが、彼女の無罪を信じ込んだ男性ジャーナリストが奔走して証拠らしきものと世論を集めて彼女の無罪を無理矢理勝ち取ったものの、実際に殺したのはやっぱり彼女であり、しかし一度無罪になってしまったので同じ罪で裁く事は出来ずに殺人者は野に放たれたのであった、というお話だった。 遺族に対してどう責任を取るんだろうね、こういう外野って。 無関係な素人は手も口も出すな、という教訓である。
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