天上天下唯我独尊

2014年03月20日(木) 超能力発動

夕方、主人が帰宅してすぐに、玄関のチャイムが鳴った。
手が塞がっていた私の代わりに主人が応対すべく、インターホンのスイッチを押すと、相手は年配の女性であった。
『すみません、○号室の××ですが』
○号室はお隣である。
駐車場に記名があるので、どうやら苗字は××というらしいと推測はしていたが、何せ引越しの挨拶が無かった。
廊下で会えば流石に挨拶はするものの、最初に目撃したのが赤ん坊を抱いた老人だったので、一体どういう家族構成なのか不明であったが、どうやら幼児持ちの若夫婦の所に両親らしき老夫婦が訪ねて来るようだと、最近になって漸く腑に落ちたところである。
『車を返しに来たんですけど、子供が留守にしていて、私間違って、お宅のところにですね、車のキーを置いてしまって……』
女性の話はさっぱり要領を得ない。
間違ってうちの駐車スペースに車を置いちゃったって事?
でもキーって何。

「ああ、わかりました。郵便受けですね。今行きます」

!そういう事か!
この集合住宅では、各世帯の郵便受けは階段入り口の所に固まっていて、ダイヤル式の鍵が付いている。
女性は、車を返しに来たものの子供世帯が留守だったため、郵便受けに車のキーを入れるつもりが、間違って隣の我が家の郵便受けに入れてしまった、という事らしい。
因みに、女性の口から「郵便受け」や「ポスト」という単語は一切出ていない。

戻って来た主人が、
「あのおばさん大丈夫かなあ。階段の下にご主人がいたんだけれど、『あら、あの子のところって何号室だったかしら?』って、またご主人に訊いてるんだぜ」
と呆れていた。
「うちが在宅だから良かったものの、連休で留守にしていたらどうするつもりだったんだろう」
そういや世間は明日から連休なのか。
忘れていたという事は勿論、我が家にはそんなの関係無いのだ。



2014年03月19日(水) クリミア危機に学べ

ロシアのソチ五輪が終わるのを待ち構えていたかのように隣国ウクライナで騒乱が起きて1箇月、その中のクリミア自治共和国で住民投票が行われた。
投票の結果、ウクライナから抜けてロシアに編入する事が民意として決定した訳だが、民意を尊重する主義である筈の欧米がこれに大反対して、クリミア相手でもウクライナ相手でもなく何故かロシアを制裁するという流れになっている。

普通に考えれば、これはウクライナ国内の問題であり、他国が口出しすべき話ではない。
ウクライナのEU加盟を歓迎しているヨーロッパ諸国ならまだしも、EUにすら加盟していないアメリカ合衆国は、口を挟む立場にないのだ。
なのにロシアに対抗してしゃしゃり出て来るアメリカは、日本にまで歩調を合わせる事を強要。さあどうする安倍君。
それは内政干渉でしょう!とハッキリ断って欲しいところだが、オバマの犬の安倍総理には、残念ながらその英断は期待出来ない。
とうとう日本もロシアに対して経済制裁を発動するらしいよ、というのが大体の流れでいいのかな。

クリミアの未来を決めるのは、ドイツでもロシアでも、ましてやアメリカでもない。クリミアの市民が決めれば良い事だ。
戦争にならなければ、どっちに転んでも構わないと私は思っている。
ただ、歴史を遡ると、簡単な問題ではないという事が見えて来る。
クリミアにはロシア系住民が多い訳だが、彼等はロシアからの移民の子孫である。
他所から移って来ても、新しい地の文化を受け入れてその地の人間として生きるのならまだいいが、困るのは、移り住んで尚、その地に染まらず自分達の文化を頑なに守る人々である。
例えば、東京に住んで何十年経っても、誰に対しても大阪弁を貫く大阪人、と言えば解り易いだろうか。
大阪人なら一応日本人なのでまだ良いが、これが外国人だったら。
日本国内でコロニーを作り、200年経ってから「この土地ごと祖国に帰属する」と住民投票でもされたら。
そう考えると、クリミア危機も対岸の火事ではないのだ。
折りしも、日本政府は少子高齢化による労働力減少の対抗策として、移民の受け入れを検討し始めたという。
目先の利益にだけ囚われるのが、日本政府の悪いところだ。
もっと先を見通して、誰に何と言われようと、移民政策だけは断固拒否すべきである。


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