デブ繋がりで。
バスに乗っていた時の出来事。 大きな交差点でバスが停まったので、ぼんやりと道行く人を眺めていたら、とある女性に目が釘付けになってしまった。 デブ。 最早ぽっちゃりどころではない、所謂アメリカタイプのデブ。 しかもミニスカート着用。 服装はそれなりにお洒落を目指している気がしないでもないが、スカートの裾は地面と平行ではないし(デザイン的アシンメトリーではなく、単にいい加減にぐちゃぐちゃに穿いているだけと思われ)、顔はスッピン。 存在自体が景観を損ねるレベルである。 うわあ……と目を逸らせないでいると、後ろの座席の2人連れの爺様の声が聞こえた。 「可哀相になあ。女の子なのにあんなに太っちゃって」 それがちっとも上から目線ではなく、心底憐憫の情を禁じ得ないという風に言っていたので、私は笑いを堪えるのに必死だった。
世の中のデブよ、お前等、 可哀相って思われてんだぞ!
寒い。 あまりに寒くて、トイレに行こうと部屋のドアを開けただけで、廊下の寒さに怯んで、また居間に戻ってしまうほどである。 寒くてトイレに行けないよう、おまる導入しようよと主人に訴えると、 「アホな事言っていないで、早く行って来なさい!」 と追い出された。
寒い寒いと言って、暖房の前で蹲っていても一向に暖かくならないので、頑張って掃除を始めたら、やっと体が温まった。 しかし根がぐうたらなので、一石二鳥とはとても思えない。何もしなくても暖かくなればいいのに。 私がそう愚痴ると、主人が手薬煉を引いて言った。 「シオンももっと太ったらいいよ! さあ、こっちの世界にようこそ」 うん、それだけは嫌★
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