主人の出張にくっついて、以前住んでいた都市に出掛けた。 到着したら、主人は会議、私は買い物に。 目的はショート・ブーツ。 靴屋を回ったが、国産の靴って殆ど幅広で、特にブーツだとせいぜい2Eが限度なのだ。 舶来物だと靴幅は狭くなるが、輸入しているのは幅広サイズになる上、金持ちババアがターゲットだからなのか、小さいサイズばっかり! 疲れるばかりで目的の物が見付からず、心が荒むわあ。
結局靴は買えず、行きつけの服屋さんでセーターとニットのスカートを購入。 買うつもりは無かったのに、試着したら、とっても素敵だったんだもの! 顔馴染みの店員さんが、私に似合うのを見付けてくれるし、これがまた似合うんだわ。勧めるのが上手いんだよなー。 会計で楽天カードを出したら、そのカードってどうですか?と訊かれた。 何でも店員さん、楽天カードにしようかどうか、迷っているそうで。 楽天で買い物するなら他のカードで買うよりはポイントが貯まり易いからいいと思うよ、と私が言ったら、一寸心が揺れたらしい。 それでもまだ迷っているので、一体何がそんなに躊躇わせるのかと問うたら、 「だってネットで申し込むって、怖くないですか。顔が見えないんですよ?」 と、他の店員さんと顔を見合わせて、ネーと言っていたので、そんな事を気にするのかと驚いてしまった。 だって、2人とも私よりずっと若いのだ。なのに妙なところで保守的! でもそういうの、嫌いじゃない。
レストランでひとり夕食を摂り、懇親会を途中で離脱した主人と合流して、家路に着いた。
学生時代からの親友が、先日出産した。 40を越えての高齢出産、しかも初産。 産前産後に実家や嫁ぎ先の老人や本人が倒れるという事態が相次いだが、それも赤ん坊が無事に生まれて来るための犠牲だったのかも知れない 母子共に1週間で退院したというし、電話での様子も元気そうで、良かった良かった。 落ち着いたら、顔を見に行こう。
現在入院中の嫁ぎ先の老人は、一旦心臓が止まったらしい。 流石の私も、そのまま完全に停止しちゃえば後々面倒が無かったのにね!との本音は、そっと心の中に仕舞ったままにしておいた。 主人には鬼と言われたが、嫁ぎ先に戻った時に、元から余り丈夫でない彼女に赤ん坊と老人の世話を同時に負わせる方が、もっと鬼だと思う。
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