上巻はチンタラ読んでいたが、下巻は2日で終わった。ゼエゼエ。 血圧が上がるので、心臓とかその辺に疾患のある人には、お薦めしない。 かく言う私も、読んでいるうちにドキドキして不整脈まで出て来たので、休憩を取りながら読み進めた。 いやあ、実にしんどい本であった。 AKB48の大島優子が、この映画の試写会で残酷さに耐え切れずに泣いて中座したとか、後で我慢して全部観たけれどこの映画は嫌いですと言い切ったとかいう話題があったが、皆でお手々繋いで仲良くランララ〜ン♪が好きな人には無理だろうな。 というか、貴志祐介知らんのか。読んだ事無いのか。 基本的に、人が殺される話ばっかりだぞ。 この手の話が駄目なら、最初からこんな仕事受けなきゃいいのに……と思った次第であった。
下巻の最後に、この映画の監督を務めた三池崇史とかいう人の感想文が収められているのだが、気持ち悪いよこの人。 人を殺しまくる主人公に共鳴したとか、恐ろしくも美しい物語だとか、幾ら自分が監督したからと言って、この持ち上げようにはドンビキだ。 馬鹿じゃないの。 この物語の本質は、そこじゃない。そんな事もわからんのか。 日本社会は性善説の上に成り立っていて、「常識」から外れた存在による攻撃にはとことん弱い。 そんな所で飼い馴らされた日本人、特に子供は、いざと言う時に身を守る術を知らず、まともに抵抗すら出来ない。 その問題点を突いた作品だと私は解釈したのだが、違うのだろうか。 決して大量殺人や、その犯人やスマートな手口を賞賛したものではない筈だ。
兎に角、疲れた。 死刑制度は廃止しちゃ駄目だよ。もっと死刑を!
| 2013年05月12日(日) |
映画「ヘルタースケルター」 |
2012年日本。 お騒がせ娘・沢尻エリカ主演と言う事で、話題になった作品である。 因みに私、原作漫画は未読。 というか、この人の作品は1つも知らない。
タカビーキャラの沢尻嬢ですが、冒頭から良い脱ぎっぷりです! そして彼女の美乳に本当にむしゃぶりつく窪塚洋介。詳しくはないが、そんじょそこらのAVよりもクオリティ高いのではないだろうか。 一緒に見ていた主人の 「これ、本当に入ってるの?」 との問いに、 「いやあ流石に挿入は無いでしょ」 と答えたら、何故かドンビキされた。 主人は、食べていたおやつの成分の話をしていたらしく、私は近年稀に見る白い目で見られたのだった。 映画鑑賞中なんだから、映画の話だと思って答えたのに。 また!? また私が悪いの!?
寺島しのぶはうだつの上がらないマネージャー役として登場。 やはりこの人は、こういうオドオドした惨めな役の方が断然嵌まる。 彼女の恋人役の周防さん@カーネーションと、沢尻嬢との絡みもあるのだが、こちらは冒頭の場面とは裏腹に、物足りなくて残念であった。 最初に脱いでんだから、こっちでもどーんと脱いだらいいのに! 全裸でうつ伏せる沢尻丸出し場面もあったが、私としては、いつぞやのファッションショーで銀色のパンツから食み出させていた時のはち切れんばかりの尻の方が良かったなあ〜 と、どこまでも男性目線で見ている自分に気付いて、愕然とした。 前世は西太后じゃなくて、どこかのオッサンだったのか……。
監督が写真家なだけあって、とことん映像美に拘った作品だ。 確かに美しく、どの場面を切り取っても絵になる。 「さくらん」よりはマシだけれど、話の筋は二の次なのかなと。 沢尻嬢は女優としてとても頑張ったと思うし、そこは評価するけれど、他人様の娘を裸に剥いて喘ぎ声を出させて、それを撮って世間に曝す監督ってのは如何なものかと。 蜷川実花の裸を見たい訳ではなく、寧ろ遠慮したいが、何だかその点でもやもやしてしまったのであった。
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