2年前の同じ日に比べれば、今日は随分暖かかった。
昨日からTVの番組は震災関連一色で、辛気臭いったらありゃしない。 一応被災県民なのにその言い方はどうなのと批難されそうだが、言論の自由だ。放っといてくれ。 震災は悲劇だし、忘れてはならない事ではあるけれど、「可哀相」から一歩も進まないのが、苛々してならないだけなのだ。 だからわざとその時間には銀行回りをして、帰宅してからは不必要に悲しみを煽るだけの地上波は避けてBSでワールドニュースを見て過ごしていたのに、アメリカの児童生徒向けニュースが終わったところで天気予報でもやってるかしらとNHK総合に戻してみたら、丁度! 「黙祷」 政府主催の式典の最中で、まさにその時間ドンピシャであった。 時間間違えてたよ私。 14時15分じゃなくて14時45分であったか。 これは何が何でも黙祷させるという、誰かの陰謀か。 仕方が無いので、ここは抗わずに、私も黙祷に参加したのだった。 その後に続いての安倍首相の原稿の朗読は、いつも通り発音が不明瞭で苛々したけれど、その反動もあって、今上陛下のお言葉は安心して聞けた。 しかしなあ、復興関連には苛々する。 思うところは色々あるけれど、とんでも長文になりそうなので今日は止めておく。
夕食後、デザートを食べながら主人が言った。 「2年前の地震の後、シオンはせとかばかり買っていたよね」 無駄遣いを責められるかと思いきや、 「せとか美味しいよね。また食べたいな」 ただの催促であった。この食いしん坊め。 「わかった、買っておくよ。どうせあの世には持って行けないんだし、お金は生きているうちに遣わないとね!」 「お金大好きなシオンがそれを悟る事が出来ただけでも、あの震災には意味があったのかもな」 一昨年を思い出した。 あの時私は、悔いが残らないように生きないと、と思ったのだった。 今年に入ってからグダグダと過ごしていたのを、一寸反省した。
ところで、東日本大震災にばかり目が行きがちだけれど、翌日未明に起きた長野県北部地震の事も思い出してあげて! そして3月11日はパンダの日だという事も。
今年に入ってから、BSプレミアムで、日曜日の午前中に「おしん」の放送をやっている。 1週間分を纏めて流すのだが、これが実に濃い。 近頃の朝ドラとはレベルが違う。観てないけれど。 本放送の頃は家庭用録画機なんて無かったので、夏休みに合わせてやっていた子供時代一挙放送は覚えているけれど、大人編を観るのは初めてである。
ドラマも勿論凄いけれど、やはりテーマ曲が素晴らしい。 何故か南米風なのは、おしんの父ちゃんがブラジルさ行こうと言ったからか? 俳優の田中健がケーナにのめり込んだのも、何だかわかる気がする。 しかしうちにはケーナが無い。あるのはフルート。(まだあるのかよ) しかも息が続かないので、酷く疲れる。 動画サイトで探したら、ピアノのアレンジがあった。 しかし余り上手ではない。アレンジもそんなに好きじゃない。 でも、なるほどこんな感じで伴奏をつければいいのか、と勉強になった。 そんな訳で、久し振りに電子ピアノの蓋を開けてみた。
ミドレミファソラッ ジャーン
暫く練習していたら、主人が帰って来たので聴かせてみた。 「何の曲だっけ、これ」 ガーン! 知らないのかっ。 「『おしん』だよ! お正月の放送、一緒に観たじゃない。貴方は辛気臭いとか言って途中で離脱していたけれど」 「辛気臭いとは言っていない。気分が滅入ると言っただけ」 似たようなもんじゃないの。 再びピアノに向かって弾き出すと、「また同じ曲なの?」と言う……。 練習だから、繰り返さないと上手くならないから!と返して、主人に昼食を作らせている間、強引に同じ曲を聞かせ続けたのであった。
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