天上天下唯我独尊

2012年10月20日(土) 金のかかる男

多少復調した主人を、大型電気店へ連行した。
奴は頭痛肩凝り腰痛持ち。あれがあればなあ……と失ったマッサージベッドをいつまでも嘆くのを聞くのが、私もいい加減嫌になったのだ。
これまで何度か行くも、お試しマッサージ椅子でゴリゴリしては、調子良くなったから買わなくてイイとか抜かしていたが、いつまでもそんなせこい真似はしていられない。
今日こそ本当に買う!という決意で臨んだのだが、前に「これイイかも」と言っていた機種は製造・販売共に終了しており、代わりに新機種が売られていた。
しかも、性能が上がったのか、価格も前より上がっている……ぐぬぬ。
取り敢えず、主人を椅子に座らせて、試用させてみた。
そしたら、身長が合わなくて凝りのつぼまであと3cm足りないと言うではないか。これだから規格外は!
世の中の人って、何で皆そんなに背が低いの?だと。
……違うよ、それはアンタの座高が高過ぎるからだよ、いっそケツの肉でも削ったら?

結局お気に召さなかったようで、清水の舞台から飛び降りるという私の決意は空振りに終わった。
でもなー、また具合が悪くなったらあそこに行かなきゃならないのか。売り子さんに悪いよなあと思いつつ、マッサージ椅子ではなく以前使っていたようなベッドタイプが無いかとネットで探してみた。
医療用のを見付けたが、さんびゃくまんてアンタ。
確かにプロ用で丈夫そうだが、治療院を開く訳じゃないんだから。矢鱈嵩張るし転勤族には無理!
そんな立派なのじゃなくて、もっとこうシンプルなのがあっていい筈なんだがな……と更に探していたら、あった!あったよ!!
早速主人に見せたら、マッサージ椅子より前と同じこっちの方がいいと言う。値段も椅子の半分だしね!
という訳で既に買う気満々だが、椅子より安いと言っても、高い買い物である事には変わりない。
やはり試したいよねーという事で、ショールームに行ける日程を、現在考えている。
田舎からだと遠いんだよ……!



2012年10月19日(金) 医者って、医者って……!

最近主人の調子が悪い。
これというのも皆あのジジイのせいである。
ジジイというのは、主人の現在のかかりつけの医者である。
一昨年引っ越して来て、1番近くて空いていて便利な医院がここだったので通っているのだが、このジジイのせいで何度うちの主人が死にそうになった事か。
永年飲んで安定している薬があるというのに、何故か薬を替えたがるのだ。
仕事で多忙の主人に代わり、私が薬を貰いに行った時も、「お薬減らしたいんですがねえ」とジジイに言われたので、
「いやもうホントに勘弁して下さい。うちの主人にはあの薬が合っているんです。前に薬を減らされた時にも具合悪くなって大変だったんですよ。だから、替えないで下さい」
と念を押したのに、懲りずに替えやがったのだ。
というのも他の症状が辛くなって来たので主人が相談したら、
「私も飲んでいる、いいお薬がありますよ。但し、今までのお薬とは一緒に飲めないので、ぶつかるのを削りますね」
と替えられたのだそうだ。
それで新しく出た症状は良くなったものの、ずっと薬で治まっていた方の症状が悪くなったという事である。

午後になって、主人からの具合が悪いから迎えに来てとの要請で出動した。
いつもの医院前で主人を下ろして、先に自宅で待っていると、すぐに主人が帰って来た。
「おかえりなさい。随分早かったのね。今日も空いてた?」
「ううん、先生いなかったから、薬だけ貰って来た」
との返事。
「ハァ? 何それ!? じゃあ薬は元に戻っていないって事じゃん。先生いないってどうして」
「歯医者に行ったんだって。時間がかかるから、今日はもう診察無いかもって」
「歯医者だあ!? 何で自分の仕事時間中に行くんだよ。おかしいだろ」
「まあ、じいさんだし、急に入れ歯でも壊れたんじゃないの。いいよもう、明日も休みだって言われたから、週明けにでも行くよ……」
と言い残して、主人はふらふらしながら寝室に消えて行った。
何それー!

一応、こういうのって法律的には問題無いらしい。
患者としては納得行かないけどな。
いいよなー、医者の免許は一生モノで!


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