天上天下唯我独尊

2012年10月10日(水) 偉大なる乞食

午後のワイドショーに、ノーベル賞受賞が決定した京大の山中教授が登場していた。
資金集めのためとは言え、忙しい合間を縫って、マラソンしたり、こんな低俗な番組に出たりしなきゃならないなんて、大変だわあ。
寄付金集めというのはつまり乞食行為の延長な訳で、これだけの立場にある人がそんな事をしなければならないなんて、何だか気の毒になった。

研究の内容には余り賛成出来ないけれど、発展的なものには税金を投入してもいいと思う。
だってそこからは、またお金が生まれるのだから。
一方的に浪費し続けるだけの、ただ生かすための医療や生活保護なんか削って、こっちに回せばいいのに。
この国の税金の遣い方には、私はどうも賛成出来ないのだ。

要は、
うちから税金取るんなら、無駄遣いすんな!
という話なのだけれどね。



2012年10月09日(火) 立ち入り危険区域

今年こそ!と数年前から待ち望まれていた京大の山中伸弥教授が、とうとう2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞する事になった。
なんか凄いらしいね!おめでとう!という感じで、確かに凄い事なのだが、研究の内容を知るにつれ、何だかなあという思いが滲み出て来るのだ。

受賞理由となったiPS細胞というのは、「人工多能性幹細胞」の略称だそうで、つまりは体の全る部位になり得る細胞を、山中教授の研究グループが「作り出した」のだという。
世間は日本人の受賞で浮かれているが、考えてみればこれって恐ろしい事じゃないの?
そりゃあ研究者は、病人を救うつもりでやっているのだろうけれど、マッド・サイエンティストはそうじゃない訳で。
研究が進めば色々な事が出来ちゃう訳で、人間が神の領域に踏み込む危険な行為である。
勿論ローマ教皇は反対の立場なんだよな?と思ったら、意外な事に、概ね好意的なのだそうで。
胚性幹細胞(ES細胞)とは違い、受精卵を壊さないからOKなのだとか。えー……?
バチカンのバカチン! もう焼き払われちゃえよ! と世界の切支丹を敵に回す私であった。

私は神なんて信じていないしどうでもいいのだけれどね、倫理的に駄目だろうという気が、強くするのだ。
こういうのは碌な事にならないと思う〜と言う私に、
「シオンは常に悪用の可能性を考えるなあ。凄いよ」
と主人。
いや、私が悪用する訳じゃないんだけれど。

 ♪心を忘れた 科学には
  幸せ求める 夢が無い
 (by阿久悠「ミクロイドS」)

そういう科学者って、いると思うよ。


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