先日スーパーで、私の好きなカップ麺が底値と思われる価格で売られていたので、幾つか購入した。 本当は、全部頂くわオホホホホをやってみたかったのだが、毎日そればっかりでも飽きるだろうし、健康的にも如何なものかと思うし、他の庶民の分も残してやらなきゃなという慈悲の心で、5個で抑えた。第一、嵩張るし。 今日のお昼にはそれを食べようと、沸かしたお湯をカップ麺に注いで蓋をしたその時。 電話が鳴った。 急いでタイマーをセットして電話に出たら、主人からであった。 具合が悪いから迎えに来て、と……。 うっ。私のカップ麺はっ。 一瞬躊躇したものの、今すぐ出れば5分で帰って来られるかも知れない! そう思い直して、速攻車で迎えに行った。
うん、5分じゃ無理だったね、流石に。 伸び切ったカップ麺は、あんまり美味しくなかった。 少し横になった主人は、だいぶ楽になったからやっぱり病院行かなくてもいいかなーなどと言っていたが、さっさと行って来い!と追い出した。 当たり前だ。私の昼食を台無しにしといてそんなの許さん。
ショボーンな事があると、口ずさんでしまう曲がある。 それはベートーベンの交響曲第5番第3楽章のテーマ。 ショボボボーン(ソソソソー)、ショボボボーン(ソソソソー)、ショボボボーン(ソソソソー)、ショボボボーン(♭シ♭ラソファー)と歌うと、実にしっくり来るのだ。 今日もまたやらかして、ショボーンとする事があったので、主人に訊いてみた。 「ねえ、ベト5歌っていい?」 そしたら主人が歌ってくれた。力強く。
ショ・ボ・ボ・ボーン!(ソソソ♭ミー)
ショ・ボ・ボ・ボーン!(ファファファレー) 「違う! 私が言ったのは1楽章じゃなくて3楽章!」 「えーだって、シオンがベト5って言うから。ベト5と言えば通称『運命』、誰でも知っている1楽章だろ、やっぱり」 それじゃショボーンの雰囲気に合わないでしょ!
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