天上天下唯我独尊

2012年03月10日(土) 12時間

夜8時に布団に入ったのに、朝の11時半まで寝ていた。
しかし寝過ぎた感も、よく寝た感も無い。
夜中ずっと、うとうとしては目覚め、目覚めると頭痛がし、頭痛から逃げるためにまたうとうとする、この繰り返しだった。
朝8時に飲んだマクサルトが効いたのか、やっと布団から起きる事が出来た。
食欲が無いので水物ばかり摂り、そのせいか全く力が出ない。
ふらふらしながら洗濯を済ませ、午後の2時頃になって漸く、ほんの少し、気のせいのような、微かな空腹を覚えた。
残りご飯でお粥を作りながら、昨日「明日取りに来ます」と言ったのに、薬局に薬を貰いに行かなかったのを思い出した。
まあいいか、処方された薬は主人のと同じマクサルトだった訳だから。
お粥が出来た頃、主人が早めに帰って来てくれた。
彼の晩御飯は、自動的に、私が昨夜温めながらも食べられなかったレトルトカレーとなる。

夜、TVのチャンネルをかえると、妹の先輩が映っていた。
もしかしたらもう寝ているかもと思いつつ、妹にメールをして風呂に入った。
風呂から上がると、妹から返信が来ていた。
「TV付けたら違う人になってた! 電話してよ!」
送信時間から推測すると、暫くメールに気付かなかったらしい。
なんだコイツ、夜分だから電話は控えたのに……と思いつつ、番組ではまた先輩が出ていたので、今度は電話してみた。
妹はすぐに電話に出た。出るなり、
「見てた見てた」
「そうか、見てたか。じゃあおやすみ」
「うん。おやすみー」
と短い会話で済ませた。
私は風呂に入っていたので殆ど見られなかったが、番組自体は面白そうだった。
再放送してくれないかなあ。



2012年03月09日(金) お家断絶

山口美江が死亡した。享年51。
華やかな芸能界を去って早や幾年、寂しい晩年だったという。
晩年と言うには、若過ぎるけれど。
二十歳になる前に母を亡くして父1人子1人だったから、芸能界を引退してお父さんの介護に尽くした彼女を数年前に久し振りにTVで見た時には、その劣化の激しさに驚いたものだ。
たった1人の家族だから、介護は苦にならないと言っていたけれど、それがどれだけハードなものなのかが容貌の変わりようから見て取れた。
特に好きなタレントでも何でもなかったけれど、他人事ながらショックだった。
若い頃はあんなに綺麗だった人が、当時まだ40台だというのに、おばあちゃんみたいになっちゃって。
お父さんはどう思っているんだろう、可愛くて輝かんばかりに美しかった自慢の娘が、自分のせいで嫁にも行かないままにこんなんなっちゃって。
清水ナントカいう自殺した女性タレントもそうだったけれど、老親の面倒で人生を食い潰されて死ぬというのは、悲惨な事だ。
親孝行は美徳とされるけれど、ここまで来ると、ただの不幸である。
子供の不幸は親の望むところではないと思うんだけれどなあ。

山口美江死亡報道を一緒に見ていた主人が呟いた。
「それに比べて、シオンは思ったほど劣化しなかったな」
劣化てアンタ、本人の前で言うかそれ。
そりゃ私は、苦労らしい苦労はしていないからね、有難い事に。
男は年老いても金さえあれば若い女が寄って来て子供も作れるけれど、女はそうは行かないからな。
女は年取ったら終わりだよな、と思った。


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