金の価格が高騰しているそうで。 我が家には関係無いのでフーンという感じだが、そう言えば、サブプライム・ローンの破綻した後で、私、金を買おうかどうしようかと迷った事があったっけ。 しかしそういう投資が許されるのは、余剰金のある金持ちだけ。 ごく普通の庶民であるところの我が家には、余剰金等ある筈も無く、話だけで終わってしまったのだった。
一寸気になって調べてみたら、2008年8月当時、1g当たり3,000円前後だった金の価格が、現在は4,000円超ですってよ、奥様。 売買となると手数料がかかるので、どれぐらいの儲けになるかは判らないが、やはりあの時買っていれば……と臍を噛む私であった。 その話を主人にしたら、 「欲しけりゃ買えば良かったのに。シオンは何故か国債買ってたよね」 と完全なる他人事。 しかし私が国債を買ったのは、サブプライム問題が起こる前だ。 どっちにしろ、お金には縁が無いのだなあと諦めるしかない。
ホントに無いのかな、縁……。 そろそろ来て欲しいのだけれど、私の時代が。
何だとー! チケットがまだ余っているだとー!
それを知ったのが正午頃。 ネットの乗り換え案内で調べると、駅まで走って次の電車に飛び乗れば、間に合うと判った。 しかし判ったところで、どうしようも無い。 チケット代にしても、それを上回る交通費にしても、お金は一応ある。 しかし主人が汗水流して稼いだお金を、私の衝動で遣ってしまって良いものか。いや良くない。 それぐらいの理性は残っていたので、指を咥えて電車を見送った。 と言うか、行ったところで当日中に帰って来られないし。 最終の電車に乗ったとしても、途中までで終点になってしまうのだ。 始発までホームレスとして駅で過ごすのは、流石に厳しい季節。 嗚呼今頃開演かしら……こないだと同じプログラムでも行きたかったわあと、その日は横浜に思いを馳せながら過ごした。
演奏は凄く良かったらしい。 それを聞いて、嗚呼やっぱり行きたかったわーと悔しい私なのであった。 お金持ちだったら迷わず行ったのに! 書き置き残して、えっ今日の晩御飯無いの……と主人をショボンとさせるのも厭わなかったのに!(鬼)
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