毎日ではないものの、夕食はなるべくタニタ食にするようにしている。 明日は何にしようかな〜とタニタ本を見ながら、 「ねえ、うちに乾燥タイムってあったっけ?」 と主人に問いかけると、 「さあ」 という気の無い返事。 「乾燥ローズマリーは無いんだよねえ。うーん、出番も少ないし、これは買わなくてもいいか」 どうしようかなあと私がぶつぶつ言っていると、 「シオン、さっき何て言ったの?」 と主人。 こいつは人の話を聞かないで返事をしていたのか?と多少ムッとしながらも、乾燥タイムだよ、ハーブの、と言うと、 「あー良かった!」 何なのこの人。 「吃驚したよ、いきなり『乾燥大麻ある?』とか訊くからさ。そんなもんどうするのかと思ったよ」 ……。
その割りに、吃驚したようには聞こえませんでしたがね。
「ねえ、新しい朝ドラ観た?」 幼馴染と電話で話していたら、唐突にそう訊かれた。 私はワイドショー優先の生活をしているので、朝ドラは観ない。 尤も最近のワイドショーはつまらないので、30分ほどでTVは消してしまうのだが。 なので、観ていないと答えると、 「話の内容はどうでもいいんだけれどさ、主人公のクラスメイトの子役が、シオンちゃんそっくりなんだよ!」 と興奮気味の幼馴染。 でも子役って大抵不細工だよなあと思っていたら、 「美人なんだけれど意地悪そうな感じの子なんだよね。料亭の女将の娘で、吉田奈津っていうの。『なっちゃん』だよ、覚えておいて。その子だけでもいいから見てね!」 私は誰かに似ていると言われる事が余り無いので、早速お昼の再放送を観てみた。
嗚呼なるほど。
きりりと太い眉、ツンと澄ました顔、こういう所が子供の頃の私と似ているのだろう。 主人にも見せたところ、この子だよ、と示さなくともわかったようである。 「あー確かにね、うん。見た目なら濃い眉毛が」 「あと、意地悪そうな顔?」 シオンは意地悪顔だよねと主人に言われた事があるのでそう訊いたら、何故か今度は否定した。 「ううん、意地悪って言うか、『私はアンタとは違うのよ』って感じが」 何だってこの人は、そうやって見抜くんだろう。子供の頃の私をアルバムでしか知らないくせに。 確かに、言われてみれば、私は子供の頃からそう思っていたのだ。アンタ達とは違うのよ、一緒にしないでって。 嫌な子供だなあ(笑)。
でも私は、なっちゃんみたいにお淑やかじゃなかったけれどね!
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