天上天下唯我独尊

2011年04月19日(火) 有難い支援物資

先週、東京在住の幼馴染に、子供の入学祝セットを送った。
中身は、キャラクターものの文房具と、私が縫った子供服。
本当は先月中に贈るつもりだったのが、地震による2度の停電やら葬儀やらで延びてしまったのだ。
それでも子供は喜んでくれたらしい。良かった。

お返し何が欲しい?物資不足で困っている物とか無い?と訊かれたが、お返しを貰えるほどの物は送っていないし、店頭に物も並ぶようになって来たし、大丈夫だよ心配しないで、と返事をした。
そしたら、お菓子の詰め合わせを送ってくれた。
田舎では到底お目にかかれないような、上品で高級感溢れる、自分では決して買わないであろう物である。
私が送った服を子供に着せて、
「これ、向こうの友人が作ってくれたのー♪」
とママ友に言ったところ、
「被災地の人に送って貰うなんて……普通逆でしょ」
と言われたんだそうな。
ええと……一応被災地扱いで、避難もしたけれど、うちは大した被害は無かったんだけれどな(汗)。
うはー海老で鯛が釣れた!と私がウホウホしていると、
「エビタイとか言っていないで、そんないい物頂いちゃったんだから、あと3回は無料で作ってあげなきゃ駄目だね」
と主人に窘められた。
た、確かにこれは、上げた以上の物を貰ってしまったな。
「ちゃんと電話でお礼言いなよ」
と言われたので、翌日電話した。
そしていつも通りの長電話。まあ予想通りである。
彼女は私とのメールのやり取りも、実家の親に話しているそうで、
「シオンちゃんが言ってた『オール電化なんてクソ食らえ!』ってのをうちの親が気に入って、父親なんて時々口ずさんでいるらしいよ。如何にもシオンちゃんらしい、って」
って……アンタそんな事、おじさんおばさんに話しちゃったの?
恥ずかしくてもうアンタの実家に遊びに行けないじゃないか……。



2011年04月18日(月) 仲間割れ

同じ福島県民でも、東京電力の原発の恩恵を受けていた自治体と、そうでない所の住民とでは、かなりの温度差があるらしい。

原発直ぐ傍の住民はずっと原発の恩恵を受けていて、今回も危険だからとすぐに避難して援助の手が差し伸べられたのに対して、20km或いは30km圏内の住民達は屋内退避で物資援助も無く、完全にとばっちりを食った訳である。
そのため、後者は前者に対して怒りを露わにしているのだとか。
その中にはやっかみも混じっているかも知れない。
そんなニュースをどこからか仕込んで来た主人が、
「酷い話だよなあ、同じ福島人なのにそんな事言うなんて!」
と、20〜30km圏内の住民を非難していたので、私は驚いた。
「へ? 何で? そんなのあったり前じゃん。周辺地域住民は地元にお金が落ちた訳でもなく、なのに放射能が危ないから家ん中に引っ込んでいろって兵糧攻めにされて、気の毒過ぎるわよ。そら怒る気持ちも解るわ。福島以外の東北人だって、福島に対して同じ気持ちを抱いてるんじゃない? お前等が東京電力の原発なんかを受け入れるから、東北全体が迷惑しているんだって」
と私が立て板に水の勢いで捲くし立てると、主人はぽかーんとしていた。
「シオンはそういう人なんだね……」
結婚してだいぶ経つのに、何言ってんですか今更。


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