今日からCM締めの「AC〜♪」がなくなった。 ACかTV局に、苦情が行ったらしいよ……。 そんなに嫌なら、CMの間は消音にするか、チャンネルをNHKに替えるかすればいいのに、皆カリカリし過ぎだよう。
そんな私は、ポポポポ〜ン♪にすっかり洗脳されてしまった。 今年の流行語大賞はこれで決まりなんじゃないか? 気が付くと、「たのし〜い な〜かま〜が」と頭の中で回っており、 「ポポポポ〜ン♪」 と口ずさんでいるのだ。 恐るべし、CMの力……! ナチスもこうやって人々を洗脳したのだろうか、と戦前のドイツに思いを馳せてみたりする。 折角なので、スキップなんかしたりして。 トイレに行く時も、主人にわざわざ言ってみた。 「行って来ます」 「どこに?」 「……いってきマウス! たのし〜い な〜かま〜が」 脱力する主人。
主人もトイレに行く時に、 「いってきマウス」 と言ったので、私が一所懸命頭を捻って彼を送り出した言葉は、 「……いってらっサイババ!」 とってもビミョーな顔をされてしまった。くそう、イマイチだったか。 そしてトイレから戻った彼が口にした挨拶は、 「ただい松本智津夫」 何故麻原! サイババ繋がりなのかっ。 トイレに籠もっている間にこれを考えていたのかと思うと、笑えた。
私って案外繊細なのかも知れないと思ったこの1週間。 震災後の数日は、不整脈が酷くて、血栓が出来て私死ぬんじゃ……と不安になり、益々ドキドキするという悪循環を起こしていた。 夜も、眠ろうとして横になると、地鳴りが聞こえる。 体を硬くして息を止め、地震の気配を探ると、それは地鳴りではなく自分の血が脈打つ音だったというのがしょっちゅうで、殆ど眠れなかった。 主人が添い寝してくれた時だけは、ぐっすり眠れたが。
ライフラインも徐々に復旧し、主人の泊まりの勤務が無くなると、我が家にも電気と共に日常が戻って来た。 それでもまだ地震の日々は続く。 1週間前の大地震で建物が弱くなったのか、それとも私が過敏になっているだけなのか、トラックが通るだけでも振動が響く。風が窓を揺らしただけでもビクビクしている。 椅子に座っていても、地鳴りの気配を感じる。 「来るよ」 と言った数秒後には揺れが来るので、主人からは 「シオンのケツセンサー凄いな」 と言われた。 でも嬉しくない。
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