天上天下唯我独尊

2010年12月14日(火) 芸大強し

今日はピアノ部門の放送だった。
本選なので、オーケストラとの協奏曲である。
TV放送では下からの成績順なので、サン=サーンス5番→チャイコフスキー1番→同左→ラフマニノフ2番と聴いたが、うーん……。
サン=サーンスのp協は馴染がなかったので、繊細で私にとっては新鮮だったが、後は正直、どれもこれも微妙な気がした。
勿論私はどの曲も弾けないが、私好みの弾き方ではなかったのだ。
特にラフマン2番。
あまり聴いた事がないテンポ感で、えっそんなにゆっくりなの?と驚いた。
オケも凄く合わせ難そうだったのは、私の気のせいではないと思う。
ああ、なんかずれてるよ……とドキドキしながら聴いたので、聴衆としてはとても疲れた。
専門教育を受けた友人(コンサート仲間)にメールをして、こんなのやってるから聴いてみ、と言ったら返事が来た。
「オケが合わせるのが大変だね……」
と、私と同じ事を思ったらしい。
もっとリハーサルを重ねて、オケとちゃんと合えばいい演奏だったのかなあ。
速けりゃ良いとは思わないが、何だか聴いていて疲れた。
でもこれが1位で、聴衆賞も獲ったんだよねえ。
確かに力演だったが、ブラボーするほどなのかなあ。
私に聴く耳が無いだけなのか。

因みに、日本音楽コンクールのドキュメンタリー番組は、今週土曜日18日15時から教育TVで放送される。
忘れないうちに録画予約しておこうっと。



2010年12月13日(月) バイオリンの日

午前中、家事が一段落したのでTVをつけたら、BS2で日本音楽コンクールの本選の様子を放送していた。
今日の放送はバイオリン部門で、3位と2位が女子高校生で、1位を獲ったのはなんと男子中学生だった。
4年前に優勝した黒川侑君もそうだったが、今年の優勝者もまた、群を抜いていると、素人目にもそう映った。

夜、報道ステーションを見ていたら、樫本大進さんのベルリン・フィル・コンマス就任のニュースをやっていた。
まだ31歳だった事に驚き。私より若かったのか……。
私は10年ぐらい前に、この人のシベリウスを聴いた事がある。
目当ては他のオケ曲だったのだが、プログラムに入っていたのがシベリウスのバイオリン協奏曲で、樫本さんがソリストだったのだ。
一緒に行った友人と、いい演奏だったねえと満足したものだった。
ソリストじゃなくてオケの人になっちゃったけれど、世界最高峰のコンサート・マスターって、凄い事だ。
報道ステーションでは、記者会見の他に、リフシッツ(ピアニスト。痘痕面の少年だったのに、髭面のおっさんになっていて驚いた)との演奏の様子をやっていた。
それを見ていた主人曰く、
「この人凄いな。いい耳だね」
と。
ぼけっとしていた私にはさっぱり判らなかったが、ビブラートをかける長い音を弾いた時に、出だしの一瞬で指の位置を直し、正確な音程に合わせていたそうである。

世界で活躍する日本人演奏家は多い。
樫本さんしかり、五嶋姉弟しかり。
しかし彼等は、日本産であっても、残念ながら日本製ではない。
皆、海外で専門教育を受けているのだ。
日本は海外に通用する演奏家が育つ環境ではないのだろう。
民主党政府には是非、子供手当てなどという目先のばら撒きをやめて、真の教育にお金をかけて欲しい。
でも結局選ぶのは我々有権者だ。国民がもっと賢くならなければならない。

とは言え、政党を選ぶと言っても、選択肢が限られているのだけれどね。しかも偏っている。
貧乏人は麦を食え、国や金持ちに施して貰うのではなく、自力で稼げ!と堂々と言ってくれる政治家はいないのだろうか。
福祉じゃなくて、教育にお金をかけようよ。本当の意味で。


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