今日はピアノ部門の放送だった。 本選なので、オーケストラとの協奏曲である。 TV放送では下からの成績順なので、サン=サーンス5番→チャイコフスキー1番→同左→ラフマニノフ2番と聴いたが、うーん……。 サン=サーンスのp協は馴染がなかったので、繊細で私にとっては新鮮だったが、後は正直、どれもこれも微妙な気がした。 勿論私はどの曲も弾けないが、私好みの弾き方ではなかったのだ。 特にラフマン2番。 あまり聴いた事がないテンポ感で、えっそんなにゆっくりなの?と驚いた。 オケも凄く合わせ難そうだったのは、私の気のせいではないと思う。 ああ、なんかずれてるよ……とドキドキしながら聴いたので、聴衆としてはとても疲れた。 専門教育を受けた友人(コンサート仲間)にメールをして、こんなのやってるから聴いてみ、と言ったら返事が来た。 「オケが合わせるのが大変だね……」 と、私と同じ事を思ったらしい。 もっとリハーサルを重ねて、オケとちゃんと合えばいい演奏だったのかなあ。 速けりゃ良いとは思わないが、何だか聴いていて疲れた。 でもこれが1位で、聴衆賞も獲ったんだよねえ。 確かに力演だったが、ブラボーするほどなのかなあ。 私に聴く耳が無いだけなのか。
因みに、日本音楽コンクールのドキュメンタリー番組は、今週土曜日18日15時から教育TVで放送される。 忘れないうちに録画予約しておこうっと。
午前中、家事が一段落したのでTVをつけたら、BS2で日本音楽コンクールの本選の様子を放送していた。 今日の放送はバイオリン部門で、3位と2位が女子高校生で、1位を獲ったのはなんと男子中学生だった。 4年前に優勝した黒川侑君もそうだったが、今年の優勝者もまた、群を抜いていると、素人目にもそう映った。
夜、報道ステーションを見ていたら、樫本大進さんのベルリン・フィル・コンマス就任のニュースをやっていた。 まだ31歳だった事に驚き。私より若かったのか……。 私は10年ぐらい前に、この人のシベリウスを聴いた事がある。 目当ては他のオケ曲だったのだが、プログラムに入っていたのがシベリウスのバイオリン協奏曲で、樫本さんがソリストだったのだ。 一緒に行った友人と、いい演奏だったねえと満足したものだった。 ソリストじゃなくてオケの人になっちゃったけれど、世界最高峰のコンサート・マスターって、凄い事だ。 報道ステーションでは、記者会見の他に、リフシッツ(ピアニスト。痘痕面の少年だったのに、髭面のおっさんになっていて驚いた)との演奏の様子をやっていた。 それを見ていた主人曰く、 「この人凄いな。いい耳だね」 と。 ぼけっとしていた私にはさっぱり判らなかったが、ビブラートをかける長い音を弾いた時に、出だしの一瞬で指の位置を直し、正確な音程に合わせていたそうである。
世界で活躍する日本人演奏家は多い。 樫本さんしかり、五嶋姉弟しかり。 しかし彼等は、日本産であっても、残念ながら日本製ではない。 皆、海外で専門教育を受けているのだ。 日本は海外に通用する演奏家が育つ環境ではないのだろう。 民主党政府には是非、子供手当てなどという目先のばら撒きをやめて、真の教育にお金をかけて欲しい。 でも結局選ぶのは我々有権者だ。国民がもっと賢くならなければならない。
とは言え、政党を選ぶと言っても、選択肢が限られているのだけれどね。しかも偏っている。 貧乏人は麦を食え、国や金持ちに施して貰うのではなく、自力で稼げ!と堂々と言ってくれる政治家はいないのだろうか。 福祉じゃなくて、教育にお金をかけようよ。本当の意味で。
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