天上天下唯我独尊

2010年12月13日(月) バイオリンの日

午前中、家事が一段落したのでTVをつけたら、BS2で日本音楽コンクールの本選の様子を放送していた。
今日の放送はバイオリン部門で、3位と2位が女子高校生で、1位を獲ったのはなんと男子中学生だった。
4年前に優勝した黒川侑君もそうだったが、今年の優勝者もまた、群を抜いていると、素人目にもそう映った。

夜、報道ステーションを見ていたら、樫本大進さんのベルリン・フィル・コンマス就任のニュースをやっていた。
まだ31歳だった事に驚き。私より若かったのか……。
私は10年ぐらい前に、この人のシベリウスを聴いた事がある。
目当ては他のオケ曲だったのだが、プログラムに入っていたのがシベリウスのバイオリン協奏曲で、樫本さんがソリストだったのだ。
一緒に行った友人と、いい演奏だったねえと満足したものだった。
ソリストじゃなくてオケの人になっちゃったけれど、世界最高峰のコンサート・マスターって、凄い事だ。
報道ステーションでは、記者会見の他に、リフシッツ(ピアニスト。痘痕面の少年だったのに、髭面のおっさんになっていて驚いた)との演奏の様子をやっていた。
それを見ていた主人曰く、
「この人凄いな。いい耳だね」
と。
ぼけっとしていた私にはさっぱり判らなかったが、ビブラートをかける長い音を弾いた時に、出だしの一瞬で指の位置を直し、正確な音程に合わせていたそうである。

世界で活躍する日本人演奏家は多い。
樫本さんしかり、五嶋姉弟しかり。
しかし彼等は、日本産であっても、残念ながら日本製ではない。
皆、海外で専門教育を受けているのだ。
日本は海外に通用する演奏家が育つ環境ではないのだろう。
民主党政府には是非、子供手当てなどという目先のばら撒きをやめて、真の教育にお金をかけて欲しい。
でも結局選ぶのは我々有権者だ。国民がもっと賢くならなければならない。

とは言え、政党を選ぶと言っても、選択肢が限られているのだけれどね。しかも偏っている。
貧乏人は麦を食え、国や金持ちに施して貰うのではなく、自力で稼げ!と堂々と言ってくれる政治家はいないのだろうか。
福祉じゃなくて、教育にお金をかけようよ。本当の意味で。



2010年12月11日(土) 世界シオンデー

今年の冬の賞与支給日は、私の誕生日だった。

日付が変わった時、主人が言った。
「お誕生日おめでとう、シオン」
その日、主人は飲み会が入っており、一緒にお祝い出来なくてごめんね、と出掛けて行った。

しかし、私が1人で晩御飯を食べた後ではあったが、彼は予定よりも早く帰って来た。
「どうしたの? こんなに早く」
と訊くと、飲み会の最中に「今日うちの家内の誕生日なんだ」と言ったところ、「何してんの! 早く帰ってあげなさい」と追い出されたのだとか。元は取れたのかよ(笑)。
いや、前から飲み会の話は聞いていたのだし、私は別にいいんだけれど。
そんなに記念日とかに拘泥するタイプじゃないし。
「という訳で帰って来ました。ごめんねシオン。今日は『世界シオンDay』ですよ」
「有難う。でもいいのよ、気にしなくて。だってボーナス入ったし。私の誕生日なんだから、あれは私へのプレゼントだよね♪」
と私が言うと、彼の表情が固まった。
「全額? それは一寸、勘弁して下さい……」

誕生日が残り少なくなったので、延長を宣言した。
「今週ももう終わっちゃうし、一足飛びですがここに宣言します。今月は『世界シオン月間』ですよ!」
大晦日まで続くのか……とげんなりする主人だった。


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