街に行った序でに、新築マンションのモデル・ルームを見て来た。 立地がイマイチなので特に欲しい物件でもないのだが、後学のために。 行ってみたら、慌てて係りの人が出て来て案内をしてくれたのだけれど、ああいう所ってちゃんとアポイントメントをとらないといけないのだろうか。 因みに肝心のマンションはこれから建てるとかで、モデル・ルームだけの独立した展示場だった。 住宅展示にすら行った事が無いので、その辺りがわからないのだが、だとしたら突然行って悪かったかな。
一応ネットで下調べはしていたのだが、実際見ると大体の広さも把握出来た。 物を置くとこれぐらい狭く見えるのだな、とか。 居間の窓は広いし、網戸も付いていて、大体は良いのだけれど、目に付いた範囲でこれは駄目だと思ったのは次の2点。 まず、浴室暖房乾燥機。 物干し竿をかける位置が、低過ぎる。 それに、竿を引っ掛ける駒(何と言えば良いのかわからない)が3組もあって邪魔。 こういうところからかびて汚れるのだから、多くても2組までで充分だ。 好きな位置にかけられますよ〜というのかも知れないが、高さ同じで3組あっても仕方ないだろう。 本音を言えば、浴室やトイレの手摺も邪魔。 最近はバリアフリーとか何とか言って、老人や身障者の受けを狙ってああいう物を多用するのだろうが、正直言って邪魔。 真の安全性を追求するなら、怪我を防ぎたければ、凸凹は少ない方がいい。としょっちゅうあちこちにぶつけては謎の痣が絶えない私が言ってみる。 次に、台所の換気扇。 煙や油を排出するためのものだから、大きさは仕方ない。 だがその角が、丁度おでこの高さに来るのだ。 よほどのチビでもない限り、これは危険極まりない。 目に当たったらと思うと、怖くて仕方ない。 (余談だが、スーパー・マーケットで見かける、売り場のチラシも怖いのだ。ポップって言うの?よくわからないのだけれど、商品に注目させるために目の高さにある紙。角が目に入りそうで怖いのよ! 私は特に先端恐怖症でもないのだけれど) それに我が家の場合は、主人も台所に立つ。 これは邪魔だろうな……と思った。 それに換気扇の形も、上の部分が平らになっているのだ。 上から端まで全部坂にしてくれればいいのに、何故わざわざ平らな部分を設けるのか。 ここに一寸した調味料なんかも置けます!というのなら、それは地震大国日本では止めた方がいいだろう。頭上から物が降って来るのは、一番危険だ。 平らな部分には埃が溜まり易い。 台所自体は調理台スペースも確保されていていいなあと思ったのだけれどね。あの換気扇は駄目だわ。
という駄目出しを、案内してくれた係員に説明して来た。 買いもしないのに偉そうだが、これでは買う気にならない。 でも見せて貰えて良かった。楽しかった。 1つ興味深い話も聞けたし。 西向きと東向き、どちらの物件が人気があるかという話である。 私は断然東向きだと思ったが、実は半々らしい。 冬は寒いので、敢えて西向きを希望する人達もいるのだという。 でも、今年の夏のようにバカ暑いと、西向きを選んだ事を後悔したくならないのだろうか、と一寸思った。
| 2010年09月27日(月) |
ドラマ「なぜ君は絶望と闘えたのか」 |
土日の2晩連続で、わうわうのスペシャルドラマを観た。 光市母子殺害事件を描いた同名の原作を脚色したものであるらしい。 有料チャンネルの放送とは言え、人権だのの面倒事が関わって来るからであろう、登場人物の名前は書き換えられている。 犯罪被害者遺族を支援する岡村勲弁護士は「横沢昭雄」、犯人である福田孝行は「秋山譲」、そして被害者遺族の本村洋さんは「町田道彦」という名前で登場していた。 裁判の本筋には手を加えていないようで、ちょうちょ結びもドラえもんもそのまんま裁判に登場していたが、事件を追いかける記者(原作の著者)には昔の恋人との復縁フラグまで立っちゃって……という、どこまでが現実でどこからが虚構なのか、裁判の経過についてはTVのワイドショーや週刊誌ぐらいの情報しか知らない一般視聴者には、多少判り難い仕立てになっていた。 なので前編における、絶望した「町田」君が自殺しようとする場面は事実なのかどうか、もやもやした思いを抱えながら観ていた。 ドラマとして話を作る以上、まさにドラマチックな脚色を加えたいという製作側の思惑は理解出来るが、虚構と現実を綯い交ぜにすると受け手は混乱してしまうという事も考えて欲しいものである。 特に、現在進行中の裁判の話なら、尚更の事である。
それはさておき、見応えはあった。 正直、主人公である雑誌記者の恋愛物語は必要ないのではないかと思ったが。 TVでしか見た事の無い本村さんは、決して怒りを感情に任せてぶちまけるような事はせず、常に自分を律して張り詰めているが、彼にも日常があり、差し戻し控訴審の死刑判決に至るまで、どれだけ苦難の道を歩んで来たのかという事を垣間見る事が出来た。 そして周囲の同情だけではない、理解と支えがあるのだという事を。 でもやはり、どこかが虚構なので、ここは事実?それともフィクションなの?と考えながら観てしまうので、集中出来ない。 どうせなら、フィクション部分無しでやって欲しかった。
被害者である奥さんは、福田が根気良く探して見付け出した「美人で可愛い」獲物だった。 点検に来たという作業着姿の犯人を、笑顔で迎え入れたのだ。 えっ点検なんてあったっけ?という場合は、招き入れる前に、すぐに管理会社に連絡を取れるようにしておかないと駄目なのか〜と、いつもの癖で、犯罪を未然に防ぐためにはどうするべきかを考えながら観ていた。 万一襲われた時には反撃に転じられるように、凶器の鶴嘴を部屋の隅っこ棚の陰に隠しておくとか、兎に角一撃必殺で潰してやるぐらいの勢いで股間に蹴りを入れるとか。 しかしやり過ぎると過剰防衛でこちらが罪に問われるのか? いやいや、命の危険を感じた!と女性が泣いて訴えれば正当防衛と認められるのではないだろうか……など。 「その前に、ターゲットにならないように、家に入る時は普段からすっぴんのボサボサ頭でヨレヨレの部屋着でいた方がいいのかしら。でも突然来客があった場合に困るし……どうしたらいいと思う?」 と一緒に観ていた主人に訊くと、 「ああそうだね、シオンは美人な奥さんだから危険だね」 と棒読みで答えてくれた。 なんか悔しい。
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