出発前には七部咲きだった桜は、帰って来たら殆ど無くなっていた。 連休ど真ん中が見頃だったらしく、一寸悔しい。 でっでもいいんだもん、帰って来る時に桜吹雪の中を走って来たから……うわあん。
隣町で花祭りがあるというので、主人と出かけてみた。 行ってみたら、なんと入場無料! どうして?と思ったら、入ってみて納得した。 お花無いよー。 どうやら、連休に間に合わなかったらしい……花が咲くのが。 だから入場無料か、なるほど……と、緑の会場を散歩して帰って来たのだった。 まあ、いい運動にはなったかな。
帰りに、事故車を見た。 十字路で、高齢のご婦人グループの車に、家族連れのワゴンが後ろから突っ込んで停まっていた。 昨日は国道で横転したトラックを見たけれど、行楽帰りの事故だと、特に気の毒だと思う。 楽しかった思い出が、一気にしょぼんと萎んでしまうのだから。 父ちゃんも母ちゃんも気の毒だし、子供等も可哀相だが、追突されたご婦人達も気になった。 大きな怪我は無いようだが、鞭打ちになっていないだろうか。 ていうか、幾ら車通りが多くない道でも、晴れているのだし、運転手以外はさっさと車外に出た方が良いのではないかと思ってしまった。 そして夕食の買い物をして家に帰るまでにもう1件、事故を見かけた。 こちらも大事はなさそうだったが、うちも巻き込まれないように気を付けなければと思ったのだった。
往きは高速だったので、復路は主人に譲って下道を行く事にした。 なので、午前中に実家を後にして、峠の蕎麦屋でお昼にした。 割と美味しい。これは当たりだった。 昔この辺に美味しいお団子やさんがあった筈……という主人の記憶を頼りに寄り道をして、お団子を買ったり、道の駅でソフト・クリームを食べたり、時間をかけて帰宅した。 私だったら、過去の自分と最短時間を競うように、とっとと高速で帰るのだが、主人はこういうのが楽しくて、好きらしい。 いいよいいよ、今日は私が譲歩したのだから、急ぐ用もないし。
主人は道の駅に寄ると、必ずソフトを食べたがるのだ。子供か。 「ソフト幾つ買う?」 これは、私の分も買ってくれるというのではなく、主人がまるまる1つ独り占めしたいという意味である。 しかし私は、道の駅に寄る度、ソフトを1つずつ食べてはいられない。お腹が痛くなってしまう。 なので返事は決まっている。 「1つでいいよ。2人で半分こしようね」 主人は不満げだ。 「シオンが1人で1つ食べられなかったら、その分食べてあげるのに」 うん、でもそうすると、貴方は1つ以上食べる事になるでしょ、そんなに食べるとぽんぽ痛くなるから半分こにしましょうね、と言って聞かせて、主人も渋々従うのであった。
お金も時間もかかるが、高速だともっとお金はかかるのか。 そして連休なので、この日は上りも下りも渋滞していたらしい。 下道で正解だった訳だ。
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