天上天下唯我独尊

2010年01月25日(月) どっちも怖いよー

帰宅した主人が、なんだか元気が無かったので、どうしたのかと訊いてみた。
「一寸嫌な事があった」
という返事で、はっきりとした返事が返って来なかったので、妻として心配してこう言った。
「職場で誰かに苛められたの? そいつの名前教えて。そしたら私が始末」
「駄目〜始末しちゃ駄目」
じゃあはっきり言えと詰問したら、ごにょごにょと語り出した。
「歩いて帰って来る途中でね、そこの曲がり角の家と、近くの二世帯住宅の屋根の上でね、誰かがお話してたの」
お日様はとっくに沈んで、外は暗くて寒いというのに、誰かが屋根の修理でもしていたのかと思ったら、そうではないらしい。
じゃあなんなのさ、と尚も訊くと、
「わかんないけれど、誰かがいたの! んで、ごにょごにょとお話してたのが聞こえたの。話の内容はわかんない」
姿は見えねど、声だけは聞こえる。
今日は偶々、疲れていて体調が悪かった事もあり、何かと波長が合ってしまったのだろうか。
余り話したがらないが、主人には時々、こういう事があるらしい。
そりゃそうだよね、他人に知れたら、気狂い扱いされるだろう。
私は目に見えるものだけが全てじゃないと思っているし、この世のものではないものの話の存在も否定しないから、主人の話も信じるけれど。
屋根の上には何がいたのだろう。
「死人が出なきゃいいけれど」
という主人の言葉に怖くなった。
しかし別の可能性と共に、別の怖さも。
彼の言動を見る限り、ドーパミンが出過ぎとも思えないけれど。
ええと、病院でリスパダールとか処方して貰った方が良くない?



2010年01月23日(土) DMC

土曜プレミアムで、映画「デトロイト・メタル・シティ」を観た。
原作は読んでいないし、映画が公開された時にも興味は無かったが、昨年わうわうで一挙放映されていたアニメ版が面白かったので、主人と楽しみにしていたのだ。
音楽はアニメのオープニングとエンディングで知っていたので、一緒に楽しく歌えた。先にアニメを観といて良かったと思った。
「この曲、デスメタとして案外ちゃんと出来てるなあ……。誰が作ったんだろ」
と主人が呟いたので、その場でネット検索してみた。
「あった。『映画“デトロイト・メタル・シティ”……音楽:服部隆之』」
「え?」
「え?」
よくよく見てみると、服部さんはサントラ担当と思われ、主題歌は違う人が作ったようである……ああ吃驚した。

こういうのは大抵刷り込みが働いて、先に観た或いは読んだ物の方が良いと思うものだが、アニメも映画もそれぞれどちらも良いと思った。
映画は上手にストーリーを組み立ててあったし、アニメのイメージを損なわない配役が良かった。
松山ケンイチの顔は好きではないが、二重人格振りは非常に上手かったし、加藤ローサも以前の大根っぷりが抜けて、大分演技が上手になったような。
アニメよりは大分若かったけれど、社長役の松雪泰子は突き抜けていて、やはり女優は凄いと思った。
いやあ、最後の最後まで楽しかった!
しかし流石に、映画だと、資本主義の豚と悪魔玉の出番は無かったか……。

そう言えばKISSのジーン・シモンズは、この映画の撮影のために来日していたから、アプレンティスの最終回の出演が日本からの中継だったのよね。
こんなギャグ映画のために……とトランプおじさんが知ったら、どう思うかしら。


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