天上天下唯我独尊

2009年07月01日(水) 発狂寸前

主人の体調は日を追う毎に良くなっているが、反比例するように悪くなっているのが私の精神状態だ。
以前、春が1番嫌いと書いたような気がするが、ここで訂正する。
ここに住んでいる限り、梅雨時が1番嫌いだー!
何故ならば、アレが入って来るのだ。

私の大嫌いなヤスデが。

もう、字を見ただけで泣きそう。
元々自然の生き物なのだから、存在するのは仕方ない。
外で、自然の中で生きているのは許す。そこは彼等のテリトリーなのだから。
しかし、家の中に這入って来るのは、絶対に許さん! ここは私のテリトリーだ!!
毎年2〜3匹は家の中で見掛けるが、今年は特に多い。
1番多く見掛けるのは洗面所だ。
だから先日、瀕死の主人が洗面所に横たわっているのを見て、「ヤメテー!」と叫びたくなったのだ。懐かしの横弁ばりに。
次に和室。窓は締め切っているのに、隙間でもあるのか。
何れの部屋も、一昨年毛虫が大発生したために撤去された躑躅の植え込み跡がある側である。
どうやらここが、奴等の塒らしい。
雨が降っている最中に偵察に行くと、外壁一面に這いずって
ああああああああ、思い出しただけで発狂しそうだ。
洗面所などは、窓も無いのに這入って来る。なのに遭遇率1位とはこれ如何に。
ほんの10分程洗濯物を床に置いて、その山を洗濯機に放り込もうと持ち上げると下に鎮座していてギャー!
お前は引田天功かと。何のマジックかと。
しかもアパートの床は焦げ茶色。あいつ等の保護色なので、気が休まる時が無い。
和室に入る時も、洗面所に入る時も、まず床を凝視して、次に壁、天井と、指差し確認を怠れない。
何故、自分の家なのに寛げないのだ……。
主人の在宅時なら、いやああああと叫べば飛んで来てくれるが、1人の時は自力で何とかしなければならない。
今日も洗面所で1匹見付け、要らない紙の上に載せて、玄関からポイした。
ホッとしたのも束の間、洗面所に戻ると、今ポイした奴がいた場所のほんの10cm先にまたいるし。
同じ奴がテレポートして戻って来たのかと一瞬思ってしまった。
こんなリプレイ嫌……。
このままでは、気が触れてしまう。いやもう充分におかしい。
自分で精神科に行こうかとも思ったが、それでは根本的解決にはならない。
原因は明らかだ。
私は受話器を取り、アパートの管理会社に電話して訴えた。

演技ではない、切実なる私の訴えが伝わったのか、明日にも害虫駆除業者を派遣してくれる事になった。
随分素早い対応だ。週末になるかと思っていたのに、これは有難い事である。
どうか私に安らかな眠りを!



2009年06月23日(火) 特異体質

朝一番で主人は職場に欠勤の電話を入れ、私は洗濯機を回してから、主人の保険証と診察券を持って病院へ。
お弁当を作らなくていい日なのに、早起きしなきゃいけないなんて。
しかし文句は言っていられない。放置していて主人に死なれたりしたら、後味悪いからな。
診察開始時刻までまだまだあるのに、待合室は既に人で一杯だった。
受付を済ませた後、主人を迎えに家へ戻らねばならない。
一言断ってからの方がいいかと思い、事務員を捕まえた。
「すみません、本人を迎えに一旦家へ戻」
「今、看護師から質問がありますから、待合室でお待ち下さい」
私の言葉を途中で遮ると、そう言い捨ててさっさと行ってしまった……。
忙しいのは判るけどさ、

人の話最後まで聞けよコラ(怒)


待てと言われたので一応5分だけ待ってみたが看護婦は来ず、これ以上時間を無駄にするのが馬鹿らしくなったので、内科の入り口から中を覗き、近くにいた看護婦さんに断りを入れて家に戻った。
私でさえこうなのだから、気の弱い人だったら何も言えずに、只管その場で待ち続けるんじゃなかろうか。
これは後で要望ポストに苦情を書いておかないと!と思ったが、バタバタしているうちに結局忘れてしまった。

家に戻り、主人に身支度をさせている間に洗濯物を干したが、全部干し終わらないうちに支度出来たよーと言うので手を止めて、主人を連れて再び病院へ。勿論運転手は僕だ。
主人が受診している間、私は待合室で「天使と悪魔」上巻を読んでいたが、なかなか面白くならないので困った。
しかも看病と言えるほどの事はしていないのだが、やはり何となく寝不足で、眠くて仕方ない。
読んではうとうと、うとうとしては読んでを繰り返し、またうとうとしていると診察の終わった主人がやって来て、これから点滴だと言う。
あーはいはい行ってらっしゃい、と眠気の下から返事をしたが、普通に考えれば点滴は時間がかかるもの。
30分ほど待ってからそれに気付き、処置室の前で暫くうろうろしたが埒が明かないので、勝手に点滴室に入った。
並んだベッドはカーテンで仕切られており、片っ端から開けて探さなきゃならんのかと困ったが、カルテが洗濯挟みで留めてあったので、主人の名前を探す。
あった。
ぬうっとカーテンの隙間から覗き込むと、黄色い液体を点滴されて、主人がベッドに横たわっていた。
勝手に入って来ちゃったと告げると脱力していたが、私の顔を見た途端に理解したらしい。
「ああこの人、さっさと帰りたがっている」
と。病人なのに相変わらず察しが良いなこの子は。
「洗濯まだ途中なんで帰るわ、点滴終わったら電話頂戴、もしもし(=携帯電話)持ってるよね?」
と何故かやや切れ気味に言い残して帰って来た。
洗濯と掃除を済ませたところで電話があり、この日私は病院まで3往復したのだった。

やはり、前日に外来で処方された薬の副作用だったらしい。
しかしこれが、出るのは稀だと言われている副作用で、医者も特殊な患者に当たって吃驚していたとか。
夜になって父に電話で報告すると、
「特殊な体質か……まあ確かにそんな感じがするがな」
と主人の事を指して言っていた。
色々と大変なのよ、うちの人は。


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