天上天下唯我独尊

2008年12月22日(月) 多分サントリー

ぼや〜んと、いつものように登録しているお気に入りサイトを巡回していたら、そのうちの1つに、大体このような事が書かれてあった。

「大好きなピアニストのチケットが獲れた。
 奮発してS席、しかも舞台に向かって左側。指の動きが見える席だ。
 あと4箇月、とても楽しみだ。」

心臓をぎゅうっと掴まれるような感じがした。
多分それは、私も行きたくて堪らないリサイタル。

ぴあで調べたら、まだ残席はあるようだ。
行きたい……。
でもなあ、家からだと、往復の交通費の方が高くなるのだよ。

独身の頃は、それでも都合をつけて聴きに行った。
でも今はなあ……私が稼いだお金じゃないし。
お小遣いの範囲で買えなくもないけれど、主人を置いて行くのはやはり心苦しい。
亭主が汗水流して仕事をしている間、私だけ遊び呆けるのも悪いし、彼ひとりでお留守番をさせておくと、寂しがって(?)寝込むのだ。兎か。
だから、定額給付金が出たら行きたいなあと思っていたのに、一向に配給の気配が無いんですけれど!
せめて、宝籤でも当たればなあ。
岩手の2億円当籤金殺人事件の被害者じゃなくて、私に2億円が当たれば良かったのに。
そうすれば、被害者は死なずに済んだし、犯人も人殺しなどせずに済んだし、私はお金持ちになってウハウハで、まあるく収まったのにねえ。

いや、我が家は裕福ではないが、決して貧乏でもない。
チケットは買える。交通費もまあ出せる。
ただ、私にそんな贅沢をする資格があるかと問われれば、答えはビミョーである。
心の問題なのだ。

でも凄く行きたい……(滂沱)



2008年11月14日(金) 病人ウィーク

朝起きた時から、頭が重かった。
でも今日痛いのは、左側頭部。
いつもの頭痛とは違うような気がした。
主人の風邪を移されたのだろうか。
普通に起きていたが、どうにも食欲が無く、10時頃布団に戻った。
一寸寒いし、やはり風邪なのだろうかと思い、葛根湯を飲んで寝た。

チャイムの音で目が覚めた。
カーディガンを羽織って応対しようとしたら、ガチャリと音がして、玄関のドアが開いた。主人だった。
どうにも本調子でないので、お昼で仕事を切り上げて来たと言う。
お昼まだ食べていないと私が言うと、焼き饂飩を作ってくれた。
主人の焼き饂飩は、美味しくって大好きだ。
しかし今日のはどうにもぎとぎとしている。油を入れ過ぎたらしい。
半分食べて、ご馳走様をした。
今や、頭痛は左側から移動して、前頭部全体に広がっている。
今度は、頭痛薬を飲んで横になった。
痛みを感じぬようさっさと眠ってしまいたかったのだが、数分後、私は飛び起きた。
水の入ったコップを持って、トイレに駆け込む……風邪ではなかったようだ。
胃の中を空にすると、居間に戻って、焼き饂飩をパァにした事を主人に謝った。
胃腸が殆ど動いていないので、晩御飯にはお粥をリクエストして、夕食事以外はずっと寝ていた。
そう言えば、主人は体調不良で早引きした筈なのに、これではまるで、私の面倒を見るために帰って来たみたいだ。

年に数回来るこの頭痛、何とかならないものか。
対処法は少しはわかって来たが、原因がさっぱり……。


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