天上天下唯我独尊

2007年12月04日(火) 天職?

TBS系列の細木番組「ズバリ言うわよ!」で、細木が語った。
定年退職した男性に対して『お疲れ様でした』と労うと、10人が10人、涙を流すんだとか。
お金を稼いで家族を養うという事は、それだけ大変なのだろう。
それを一緒に見ていた主人が、ぼそりと呟いた。
「ふーん……そうなんだ」
「貴方は、お仕事大変じゃないの?」
と私が訊くと、
「うーん。そんなに大変だと思った事が無い。結局、やりたい事をやりたいようにやっているからね」
との返事。
そうだったのか……。
じゃあ、毎朝お仕事に行きたくない様子なのは、単に起きられないだけなのか。
「でも時々、もう仕事辞めようかなあって仰るけれど、あれは?」
「ああ、あれは単に飽きただけ(・∀・)」
「……」

無理にでも嫌いなお仕事をしなきゃならないという人よりは、だいぶ恵まれているのかも知れない。



2007年11月25日(日) ドラマ「点と線」

言わずと知れた、松本清張の名作である。
原作既読なので、主演はビートたけしと聞いてがっかりした。
どうせやるなら、ちゃんとした本業の役者で作って欲しいんだけれど。
ビートたけしは、余り好きではないのだ。
海外では監督としての評価も高いし、お笑い出身なのに政治の話も出来る、ひとかどの人物だとは思う。
凄い人だとは思うが、好きではない。
笑いのセンスが私には合わないのだ。

さて、豪華キャストを揃えての2夜連続のスペシャル・ドラマ、結末は知っているしトリックもわかっているが、ドキドキしながら観た。
不満は残るが、全体的に良作と言えよう。

不満その1。
たけし臭が強過ぎる。
折角ビートたけしがやるからという事なのだろうか、飲み屋で下ネタを披露したり、たけしの弟子をちょい役で出してたけしと絡ませたり、観ていてうんざりした。
下手な小ネタは、視聴者は全く必要としてはいない。そういう事はバラエティでやってくれ。
第一、主役の刑事は、そういうキャラじゃない。
俳優としてドラマに出るのだから、ここは俳優業に徹するのが当たり前だ。
それと、たけしの発音は不明瞭なので、役者向きではない。
事故の後遺症だから仕方ないと言えばそうだが、それなら尚更話題作りだけではなく、本業の役者を迎えて、きっちりしたドラマに仕立てて欲しかった。

不満その2。
夏川結衣は、結構好きな女優さんだ。
でも、この役には余り合っていない。
声を立てて笑うシーンでは、品が欲しかった。
高島礼子あたりが良かったなあ。
でも高島さんじゃあ当たり前過ぎるか?

そんなところか。
ドラマとしては良かったのに、ちょっとした所で視聴者をがっかりさせるよね、テレビ朝日は。
余談だが、高島礼子の名前が出て来なくて、
「ええと、あれ誰だっけ。井上晴美との不倫が元であいだももに離縁された男と結婚した人。そうそう、高知ナントカの現在の奥さんで、着物の似合う、目元の涼しげな美人で、極妻にも出ていた。えーとえーと」
と、頭に浮かんだ回りくどいヒントを羅列して主人に訊いたものの、芸能ニュースに興味の無い主人は、困った顔をしていた。
辛うじて、「着物」「極妻」というキーワードで「高島ナントカ?」と答えを出してくれたのだった。
「いやあ、最近人の名前を思い出せなくてねえ」
と私が笑いながら言うと、主人は
「それは痴呆だな。シオンもそろそろ来たか」
と笑えない返事を返して来た。


 < 過去  INDEX  未来 >


春 紫苑 [MAIL]

My追加