「格差社会」という言葉が出来て暫く経つが、今度は、親の経済力の格差が子供の学力格差に繋がるという話まで出て来た。 なんでも、世帯収入と子供の成績とは比例する、という調査結果が出たとか出ないとか。 私に言わせりゃ、そんなの非常に疑わしい。 そんな調査報告を鵜呑みにするのが馬鹿だ。 偶にTVで、一般人の離婚母子家庭の母親が、 「うちは食べるので精一杯で、子供を塾に通わせてやれない」 とか何とか言って、うちは貧乏なのよ可哀相なのよだから援助しなさいアピールをしているのを見てげんなりするが、はっきり言おう。
塾なんて行かなくても大学入れます。 ええ、ここに見本が。 昔の田舎にはねえ、塾なんて無かったんだよ。あるのは苦悶もとい公文だけだったんだよ。 家庭教師なんて、頼もうにも存在すらしなかったんだよ。田舎だから。 昔と今とじゃ事情が違うって? 確かにそうだ。 昔はベビーブームで競争相手が多くて大変だったもんな。 その点、今の子供はいいよね! 少子化で競争相手が少ないから、受験なんて楽勝だろう。 ホント羨ましい。今なら私だって東大に入れそうな気がする。(←気のせい) と言うか、こんだけ少子化で大学全入時代を迎えているってのに、塾に行かなきゃ大学にも合格出来ないって、どんだけ〜。
子供を塾に入れれば、勉強が出来るようになると勘違いしている親達へ。 勉強なんてのは、学校の授業が基本なんだよ。 その上で、家できっちり予習と復習をすりゃ、大抵の学力は付くもんなんだよ。 そこをすっとばして 「うちは貧乏だから塾に通わせてやれない。子供の将来の可能性を潰してしまうなんて〜」 と勝手に悲劇のヒロインぶってる馬鹿親は、大抵家の中がごちゃごちゃで汚い。 まずは掃除しろ! 自分の事すら出来ないで、何が子供の教育だ、馬鹿者。
でもね、いい学校に行ったから幸せになれるとは限らないんだよ。 一応大学は出ても、それが何の役にも立たなかった人間もいるし。 ええ、ここに見本が。 ただ、本当になりたい職業が見付かった時のために、選択肢を広げておけるように、子供のうちにしっかり勉強をしておくべきだとは思う。 例えば、医者になりたいと思った時に、数学や理科がさっぱりわからないのでは、お話にならないから。
久し振りに、ラジオのカウントダウン番組を聴いて、驚いた。 未だに「千の風になって」がベスト10入りしているとは……そんなにいい曲か?? 悪いが、歌として特にいいとも思わないし、歌声にも魅力を感じない。 歌っている秋川氏は、「鬼のパンツ」でお馴染みの「フニクリ・フニクラ」を歌えば天下一品らしいと小耳に挟んだが、そんなに上手とは思えないのだ。どうにもフツーである。 そして、もう1つ驚いた事が。 「おしりかじり虫」もまた、ベスト10入りしていたのだ……そんなにいい曲か?? 数箇月前、何気なくつけたTVでやっていた「NHKみんなのうた」で初めて聴いた時には、 「何?この変な歌は……。こんなのを流していいの?NHKは」 と呆れたものである。 一方主人は、 「いや、子供というのは、こういう単純な繰り返しと、下品な言葉を好むものだ。子供には案外受けるんじゃないか」 と言っていたが、それが的中した訳である。 そういや、先日スーパーで、 「おしりかじりむし〜!」 と絶叫する餓鬼を見かけた。 普段なら、煩い静かにしろ!と叱る私だが、もしかして本当に流行っているのか!?という衝撃の方が大きくて、口を開けたままその子供を見送ってしまったのだった。
それにしても、どっちの曲も、私にはその良さがわからないのである。 同じ変声装置を使った歌なら、「帰って来たヨッパライ」の方が、ずっとずっと名曲だぞ。
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