天上天下唯我独尊

2007年08月04日(土) 真夏のデブは社会の迷惑

その日も、酷く暑かった。

買い物序でに、本屋に立ち寄った。
お店の中は、冷房が効いていて、とても気持ちいい。
少し立ち読みをして、書棚巡りをして、良さそうな本があったら買おうかなと思っていると、何だか嫌〜な匂いがした。
振り向くと、そこにいたのは、すんごい

デブ。

しかも、普通のデブではない。
あらゆる箇所が、伸び切っている。
体つきにも顔つきにも、全く締まりが無い。
着ている物も、ジャージー素材。
布帛の服ではサイズが無いからなのか、これ以上太れるよ♪という余裕のアピールなのか、身体を締め付けたくないがための敢えてのチョイスなのか、見ただけでは何とも言えないが、少なくとも、「お洒落? 何ソレ、食べられるの?」という世界であるのは間違い無い。
と、溶けてる?というぐらいの体型だ。
たれぱんだならまだ可愛い。あれは臭くないしな。

そう、兎に角そのデブは、異臭を放っていた。
視覚的デブは視界に入れなければまだいいが、これはきつい。
何しろ、見えていなくても、その存在に殺意を覚えるのだ。
どんだけ臭いんだよお前!
と言いたいのはやまやまだったが、下手すりゃ訴えられかねない世の中だ。
立ち読みもせずに、本屋から逃走したのだった。
私は悪くないのに……。

考えてみれば、あれは一種の営業妨害だ。
世の中のデブに告ぐ。
せめて、他人に迷惑をかけないように生きろ。
頼むから、そうしてくれ。
夏場は迷惑なんだよ!



2007年08月03日(金) 目撃者

同じアパートの人が、先日引っ越して行った。
昨日今日と、ハウス・クリーニングの業者が来ている。

冷房の効いた室内から、ふと裏窓の外を見ると、業者が畑の方を向いて何やらやっている。
……立ちションか。
生理現象だから仕方ないのかも知れないけれど、仕事先の庭の隅っこで、ってどうなのさ。
アパート住民の物置が並んでいる横でされるのは、住民としていい気分はしない。

さて、アパートの管理会社に通報しようかどうしようかと思って、主人に相談すると、
「まあ、いいんじゃない、別に言い付けなくても。トイレに行けない辛さはよく解るし」
と、実に寛大だ。
男のようにそんじょそこらで放尿出来ない立場の女としては、出掛ける前に用ぐらい足しておけ!と思うのだが。
「ふん、ならいいわ。貴方がそう仰るなら、今回だけは見逃してあげる。(←とっても上から目線) でも、あれがうちの倉庫の隣りだったら、即通報しているけれどね」
「そこまで言うなら窓開けて、立ちションの最中に、後ろから声をかければ良かったのに。『あら〜言って下されば、うちのトイレをお貸ししましたのに』ってさ」
他所のオッサンに誰が貸すかよ。
汚されたら嫌だからな。


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