天上天下唯我独尊

2007年07月09日(月) 人類最後の日

その日、幾つかのグループに分けられて、人類は処刑される事になっていた。
主人と私は1番最後のグループで、すぐ前のグループの知り合いから、餞別として10万円を貰った。
嬉しいけれど、これは遣わずに、くれた人が無事に生還したら返そうと思って、取っておいた。
最後の日なので一緒にいたかったのだが、主人は仕事があるからと言い、私を置いて出勤してしまっている。
人類滅亡まで、あと1時間。
まだかなあと思いつつ、私は主人のオフィスの隣りの教室で、彼の仕事が終わるのを待っている。
ああそうだ、くれた人と同じように、私も誰かに餞別を渡すべきなのかしら。
でも1番最後の組だし、渡す相手もいないからいいよね?
お金惜しさに、そんな言い訳を自分の中で作っていた私だった。

目が覚めて、生きていて良かったと思った。
自分で分析してみて、
・主人は妻より仕事優先なのではないかと、私は不安に思っている
・私はお金大好き
という事が、改めて判った。
決して仕事より軽んじられている訳ではないと知っているのに、土日も仕事でどこにも連れて行って貰えない事を、私は心のどこかで不満に思っているようだ。
口にして解決する問題でもないので、私が我慢し続けるしかないのだが。
何故教室なのか、意味は解らなかったが、我慢も程ほどにして、時々はどこかに連れて行って貰おうと思った。



2007年07月08日(日) ロイヤル・アルコホリック

三笠宮寛仁殿下が、自身のアル中を告白。
大抵のTV報道は、7度に亘る癌手術のストレスでアルコール依存になったと同情的な姿勢だが、癌の治療は仕方が無いとしても、その酒代とアル中治療費が税金から出ていた事を、不愉快に感じる納税者もいるようだ。
最近ロイヤル・ビッチと騒がれた高円宮承子嬢も「税金で留学して遊びまくって性病かよ」と言われたように、皇族に対する「税金で食ってるくせに納税者より良い暮らしをしているなんて、良い御身分だな」という感情が、納税者にはある。
国民の象徴である天皇がいるところの皇室なのだから、ある程度の暮らしをして貰わないと困るが、国民の反感を買うような問題行動も困るのだ。
しかし、皇族は国費で飼われているのではない。
公務員は公僕と言われるが、税金で雇われているから納税者がどうにでもして良いという訳ではないのと同じだ。
公務員が何か問題を起こすとすぐに
「公務員の給料を下げろ」
とか
「税金で食わせて貰っているくせに」
とかヒステリックに言う連中がいるが、そういうのは結局やっかみから来ているのである。
以前見たワイドショーで、公務員の平均年収が700万円なのに対して、民間の平均年収は400万円(数字は正確ではないが、大体これぐらいだった)というデータを表示していた。
それを見たコメンテーター達が、一瞬「えっ、そんなに低いの?」という顔をしたのを、私ははっきりと見た。
しかしその直後、彼等は口々に「公務員の給料は高過ぎ」と、まるで年収400万円の代弁者のような事を言い出したのだ。
恐らく彼等は、平均的公務員よりずっと多くの収入を得ているだろうに、この言い草には大変違和感を覚えた。
やはり、電波で流される情報は、かなり操作されているのだろうなという印象を強くした出来事であった。

公務員も皇族も、税金から給料を貰って生活している。(皇族のは給料とは言わないのかも知れないが)
自分が貰った給料を何に遣おうと、それは個人の自由である。
皇族の受ける精神的ストレスは大変だろう。雅子妃だって、それで引き籠もりになってしまったのだし。
しかし、いい歳した大人が自分をコントロール出来ないのは、如何にも情けない。
それが依存症というものなのだろうが、そうなったのは、結局自己責任だ。
自分のお金で買った酒を飲むのは勝手だが、その治療に別枠で税金を遣うのだとしたら、私は反対である。


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