天上天下唯我独尊

2007年06月14日(木) 血族

妹からメールが来た。
内容は、仕事の愚痴だ。
「そういう時は、こうしたらいいのに(中略)。というか、『ああ、そういうお願いはカミサマにしないと……』って、『動物のお医者さん』みたいに言ってみたい〜!(笑)」
と返事してやると、すぐに返信があった。
「流石お姉ちゃん! お父さんと大笑いしちゃったよ。でもお父さんも、同じ事を考えたんだって。やっぱり似てるね〜ぷぷぷ」
『ぷぷぷ』の中に、馬鹿にしたような響きを感じた。
ムカついた。

主人に往復書簡を見せると、
「どこが面白いのかよくわからない。秋(私の旧姓)家の血なんだろうね。他人には入って行けないよ」
と言われた。
「なんだかそれって……むーん。貴方は私の親の事、嫌い?」
「ううん、大好きだよ」
好きだけど付いて行けないのね。わかった。



2007年06月13日(水) 冗長な音楽

誘われて、演奏会に行った。
実は余り乗り気ではなかった。
だって、有名なので名前だけは知っているけれど、私はその作曲家の作品を1つも知らないのだ。
初めのうちこそ、久々のオケはいいなあと思いながら聴いていたが、うむ、何と言うかこれは。

苦行。

死にそうです。
死にそうに眠いです。
いっそ死んだ方が楽なのではないかと思うほど。
2階席だったので1階の客席が丸見えだったのだが、思い切り背凭れに寄りかかって、気持ち良さそうに寝ているおじさんがいた。
なんて羨ましい。
私もあんな風に眠れたらどんなにいいか。
しかし1階席やステージが良く見えるという事は、向こうからもよく見えるという事である。
ここで寝たら、演奏者から丸見えではないか。それは流石に失礼だろう。(客席で舟を漕ぐのも、かなり失礼ではあるが)
ああでも、ここで横になって眠れたら、どんなに気持ちがいいだろう。
勿論そんな事は出来ないが。
空いている隣りの座席まで占領して横たわりたい、或いは見えないように足許に寝転がりたいという衝動を抑え続けた1時間半であった。

一緒に行った妹は、良かったね!と演奏についての感想を述べていたが、私は「終わって良かった」との感想しかなかった。
妹は一応、演奏会前にCDを買って、予習をしていたらしい。偉いなあ。
私も予習しなきゃと思っていたのだが、他の事にかまけていて忘れていたのだよね。
後で主人に報告すると、
「うん。シオンは知らない曲になると眠くなるからねえ」
と言われた。
流石によく御存知で。


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