「この子はまだ、夏を知らない」 というCMがある。 洗剤のCMのような気がしていたが、今調べたら、パンパースだった。 それはどうでも良い。
私が気になったのは、このCMで、母親が乳児の隣りに添い寝している事。 「これはCM上の演出です。危ないので、実際にはやらないで下さい」との注意書きも無い。 怖いよ。危険だよ。 どちらかが寝返りを打って、赤ん坊が母親の下敷きになったらどうするんだ。 昔は、危ないから添い寝しちゃ駄目!というのが当たり前だったと思うが、今は恐ろしい事に、寧ろ母親とのスキンシップが大切という理由で、推奨されているとも聞く。 しかし実際、添い寝による事故は起きている。 「FBI 失踪者を追え!3」にもあった。このドラマは勿論フィクションだが、母乳を与えながら添い寝する母親が寝入ってしまい、赤ん坊が母の乳房で窒息死してしまうという事は、現実にあり得えないとは言い切れない。
そして実際に起こった事故もある。 朝起きたら、生後1月にも満たない赤ん坊が、母親の下敷きになって死んでいたのだ。 どんだけ寝相が悪いんだ母親。という問題ではないと思う。 そんな風に母親に殺されたのでは、赤ん坊が可哀相である。 幾ら可愛くても、独り寝が可哀相でも、赤ん坊は別室にベビーベッドで寝かせるという、欧米風のやり方が良いのかも知れない。
天気が良かったので、夕方まで窓を開けていた。 何か煙い。 どうやら、どこかで野焼きをしているらしい。 以前役所に訊いたのだが、ここの地区は一応野焼き禁止となっている。 但し、木や草など、自然に燃やせる物はOKらしい。煙くて嫌なんだけどなあ。洗濯物にも匂いが付くし。 しかし途中から、自然な煙の匂いではない事に気が付いた。 プラスチックか何か、燃やしてはいけない物を燃やした時のような悪臭が混ざっているのだ。 気持ち悪い。 慌てて家中の窓を閉めたが、既に部屋の中は嫌な匂いで充満している。 唯一トイレだけが無事……。 トイレに籠もってみたが、気持ち悪さは取れない。 頭痛もして来た。吐きそう。 ここにいたら死ぬと思った。 どこかに避難しよう。 車の鍵とお財布を持って外に出ると、外の空気はもう綺麗だった。風が流してくれたらしい。 息を吸って止めて、家中の窓を今度は全て開放した。 換気が完了するまでは暫くかかる。外で立ちんぼしているのも変だし、何より辛いので、車の運転席を倒して横になった。 これなら家の方も見えるので、万一泥棒さんが来たら……という不安も無いだろう。 近所の人に見られたら一寸怪しいだろうが、そんなの気にしていられないほど苦しいのだ。 景色が暗くなり、空の光が着えた頃、やっと部屋に戻った。 吐き気は引いたが、頭痛が取れないので、畳みの上に転がった。
結局、食事の支度も何も出来なかったので、帰宅した主人に全部丸投げ。 ホントにごめんな〜〜。 でも1番悪いのは、野焼きした奴だからね!
悪臭が酷い場合、どこに通報したらいいのだろう。 役所?それとも警察? 野焼きか農薬か知らないが、損害賠償請求したいくらいだ。勿論医療費も。 その後3日間、頭痛が続いたのだから。3日目にノーシン飲んでやっと消えたけれど。
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