BS2では午前中に、昔懐かしのアニメを放送している。
「赤毛のアン」を見ながら、昔の「世界名作劇場」は良かったなあとしみじみ思う。 「世界名作劇場」はとっくに終わってしまったが、同じ「名作劇場」でも、新しい物は脚色が酷くて駄目だ。 「あしながおじさん」とか最悪。 原作は高校生ぐらいの女の子が主人公なのに、アニメでは中学生という設定にしていた。 子供向けのアニメという事で、視聴者の年齢に近付けたのだろうが、無理矢理である。 それはさておき、「赤毛のアン」はいい。 最初の頃のアンは無駄にテンションが高くて、自分の子供時代の恥ずかしい思い出がオーバーラップするため直視出来ないのだが、マリラの台詞が良いのだ。 先生の悪口を言うアンに対して、 「あんたは先生の事をそんな風に言っちゃいけないよ」 とビシッと言う。 今の親は、こんな事言えないだろ。子供の言う事を真に受けて、一緒になって先生の悪口を言うんだろうな。 でも、昔はそうではなかった。父兄も弁えていた。 どんな先生であれ、教わる以上は「先生」なのだ。
今のアニメは、楽しけりゃいい、面白けりゃいいというだけで、中身が薄っぺらい。 物語には、教訓が無いといけないと、私は思うのだ。
2007年05月14日(月) |
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実家では、朝は必ず連続テレビ小説を見る。 あーなんか、久し振りに見たなあ朝ドラ。 「どんど晴れ」は、はじめの1週間だけちょこちょこと見た。 しかしあの東北弁(盛岡が舞台だから、盛岡弁なのだろうか)が如何にもうそ臭い上、ストーリーが陳腐な予感がしたので、それからは全く見ていない。 その前にやっていた「芋たこなんきん」が面白かったから、尚更だ。芋たこは最初から全部観れば良かったと、激しく後悔した。 因みに友人は、「どんど晴れ」は主人公の恋人が何となくイヤと言っていた(笑)。何でだろう……私もさほど好みではないが。
朝食を食べ終わり、支度をして、実家を後にする。 電車より安いので、バスで県庁所在地へ向かう。 旅のお供は、少し厚くて重いが、京極夏彦「百鬼夜行―陰」。 しかしこれが、苦痛なぐらいに面白くない。 京極本は全て面白いと思っていたので、裏切られた気分だ。 京極堂シリーズが完成版とすると、それを作るために削ったカスを寄せ集めたのがこの「百鬼夜行―陰」である。 カスは所詮カス。美味しくない。 結局移動中は寝て過ごしたのだった。
県庁所在地に着いたのは、丁度昼頃だった。 美味い店を知らないので、街中の立派そうなホテルのレストランで、ランチを注文した。 味は悪くない。 ただ、サラリーマンやおばさま達で店内が混雑していた。 それでも、喫煙席が遠いので助かった。 早く全面禁煙の時代が来ないかなあ。
腹ごしらえをして、NTTへ。 最初に書類の宛先になっている住所に行ったのだが、そこは一応NTT関連会社なのだが本部ではなく、書類だけ預かっているという。なんだとー! 仕方が無いので、街中に引き返す。 大きい所ならまず間違い無かろうと思い、目に付いたホテル(さっき昼食を摂った所だった)のロビーで道を聞き、大きいNTTまで歩いた。 そして待たされた。 しかも対応したのは余り慣れていなさそうなオバサンで、手際が悪い。 おまけに手数料までかかるそうな。千円もしないけれど。 なんつーか、
NTTのサービスって、売る時だけなんだな。 と思った。
会社なんて、大抵そんなもんか。
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