2007年05月11日(金) |
どうか正夢になりませんように |
主人が、夢を見たと言う。 「どんな夢? 楽しかった?」 と訊くと、彼は口を開いた。 「何がきっかけかは忘れたけれど、とっても腹が立って、ブチ切れて、茶碗や皿を手当たり次第に投げて壊す夢……嫌な夢だった」 私なら兎も角、平和主義の主人が仮令夢でもそんな事をするとは。 「え……。一体、何に腹を立てていたの?」 「シオンに対して。何でこいつはこんなに理不尽なんだと、沸々と怒りが湧いてさ。シオンは手を付けられない様子で、傍でオロオロして見ているだけだった」 何故そんな夢を……。 夢の中でしか怒りを爆発させられないのか、この人は。 日頃の行いが行いなので、私が悪いような気にさせられた。夢なのに。 「なんだか御免ね。私に対してそんなにストレスが溜まっているの?」 「さあ、どうだろ……。シオンが今日から実家に帰っちゃうから、その間に好きな事をしようという気持ちの表れかもよ。流石に食器は壊さないけれど。まあ、シオンは気にするな」 いや、気にするなと言われても、そんな話をされたら流石に気になるんだが。 もっと家の中の事をきちんとしろと言う事なのか。 夢を使って、婉曲的にそう言っているのか? なんだか不安だ……主人のストレスが。
2007年05月10日(木) |
民営化に騙されるな! |
妹が休みを取って実家に帰ると聞いたので、合わせて私も、この週末里帰りする事にした。 そして帰りには、固定電話の名義変更のために、NTTに寄らなければならない。 ああ面倒くせ。
妹が使っている固定電話は、私の名義になっている。しかも旧姓だ。 つまり、その名義の人間はもういない。 というのも、 私が学生時代に7万円(だったと思う)で加入権取得 ↓ 妹が進学して1人暮らしをするため、私のものをそのまま使わせる ↓ 私が結婚して、姓が変わる ↓ 電話の事など忘れて放置。そして今に至る という次第である。
私が実家に戻ってから妹が進学する前の期間に、もう固定電話の時代じゃないしなあと、加入権をNTTに返そうとしたのだが、ここが電電公社の狡いところ。 7万で売った加入権なのに、買取は二束三文だと言う。 これが普通の商品なら話は解る。中古品の値段は新品より安い。 しかし電話加入権だ。 使った分、何かが減ったの? 加入権の価値がそれで下がったの? 何だか凄くムカついて、それもあって放置していたのだった。 今思い出したぞ。
で、加入権を妹の物にするには、私の旧姓→(名義変更)→新姓→(譲渡)→妹という、2重の手続きを経なければならない。 更にムカつく事に、加入権の名義変更と譲渡は、印鑑証明があれば書類の送付だけで出来るが、なければ本人が身分証明書を持ってNTTに赴かねばならないのだ。 しかも、それを受け付けられるのは、本件電話番号のある都道府県の「加入権センター」のみ。 そしてそれは、各都道府県に1箇所しか無い模様。恐らく県庁所在地である。 実家は県庁所在地ではない。という事は、わざわざ県庁所在地に寄らなければならないという事である。 寄る程度ならまだいい。遠回りになる場合なら、下手すりゃそれだけのためにわざわざ泊まりがけになる事だってあるだろう。 私ぐらいの歳ならまだいい。老人だったらどうすんのさ? そのために印鑑証明があるんですよ!と言われればそれまでだが、個人的に、これだけのためにわざわざそこまでするのはイヤ。
NTTは民営化されて、こんなに便利になりましたよ〜などとアピールしているが、とんでもない。 まだまだ利用者にとって不便で不利な事は沢山あるのだ。 郵便局だって、民営化されたら利用者にとって素晴らしい世界が待っているような事を小泉は言っていたが、ホンマかいな。 愚民共は、もっと物事を深く考えるべきだ。 あ、考えないから愚民なのか☆
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