2007年04月23日(月) |
長崎は今日も血の雨だった |
統一地方選挙は、まだ終わっていなかったらしい。 第2弾となる長崎市長選を目前に、現職市長が暗殺された。 立候補は締め切られていたが、候補者が死んだ場合の特例があるらしく、投票3日前に、補充候補者として新たに2人が立候補した。 1人は西日本新聞社社員・横尾誠氏、もう1人は長崎市役所職員・田上富久氏である。 横尾氏は暗殺された伊藤一長氏の女婿であり、弔い合戦に打って出た横尾氏の立候補を受けて、世襲の是非を問うた田上氏も参戦した形になる。 公務員が選挙戦に出ると自動的に退職になるため、背水の陣で臨んだ田上氏が僅差で新市長となった。
一夜明けて、TVの報道を見た。 「伊藤一長」と投票用紙に書いて、 「ええっ、無効なんですか!? 娘婿に票が入ると思っていたのに〜」 とインタビューに答えていたおばちゃん……アホ過ぎます。 気持ちはわかるけれど、せめて「伊藤一長の娘むこ」まで書かないと、死んだ人に投票した事になってしまうよ。 女婿は伊藤姓じゃないからねえ。 ちゃんと投票前に、入れたい候補者の名前ぐらい覚えて行かないとねえ。(お前が言うなと、突っ込みの声が聞こえる。幻聴か?)
見たんだが、死んだ市長の娘、怖いんですけど! 選挙は大変らしい。 特に候補者とその身内は碌に睡眠時間も取れないほどらしい。なった事無いけれど。 この娘も寝不足と疲労のピークだったのだろう。 「父が愛する長崎でこのような仕打ちを受けるとは、本当に思いませんでした」 と気絶しそうな表情で言った彼女は、何かに憑依された霊媒師のようで、とても怖かった。 後で正気に返った時にこの自分の映像を見たら、恥ずかしくなるんじゃないかなあ、と他人事ながら心配してしまった。 でも、民間は落選しても後戻り出来ていいよね!
歩いたので疲れた。 引き籠もりのもやし人間なので、大型ショッピング・センターの中を散策しただけで疲れるのだ。
帰宅して、足がだるい〜と嘆いていたら、主人が呆れつつも、 「これ貼っとくといいよ」 と、薬箱から探して、サロンパスを渡してくれた。 どこに貼ればいいかわかんない〜と足を出すと、足の裏、土踏まずの辺りに貼ってくれた。 もっと酷い時は、CMのように、足の甲にも貼って挟むようにするといいらしい。 あのCMが流れるずっと前から、主人は足がだるいと、こうやって疲れを取っているのだという。 ぽっぽぽっぽしていた足の熱が、すーっと取れて行くようで、何だか気持ちいい。
夜、お風呂に入る時にサロンパスを剥がした。 蛇口を捻ると、お湯が出るまでに少し時間がかかる。 その水が、いつになく冷たい。 まるで、季節が冬に戻ったみたいだ。 お風呂から上がってから気が付いた。サロンパスのせいだ。 サロンパスのひんやり感が残っている足に水をかけたので、あんなに凍えそうに冷たかったのだ。 次回は気を付けようと思うが、それまでに忘れそうだ。
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