天上天下唯我独尊

2007年04月18日(水) 黄色い痣

私は、1度に2つ以上の事が出来ない。
当然、複数のおかずを同時進行で作るのは苦手で、料理なんてのは、もはや苦行の域だ。
食卓でも、向こうにあるソースを取ろうと手を伸ばし、目の前にある醤油差しをドーンと倒すなんてのは日常茶飯事だ。
私の脳は、1つの事に目が行くと、他の事が見えなくなってしまう仕組みらしい。

その日、義妹が来ると言うので、私は慌てて片付けをしていた。
仮令到着30分前の連絡であっても、アポ無し訪問よりは遥かに有難い。
仕事が休みで在宅していた主人に手伝って貰いながら、余計な物を魔窟に仕舞いこんでいた。
右手で押入れに紙バッグを突っ込み、左手で押入れの戸を閉める筈が、何故かそれを同時にやってしまったのである。
「ぐおおお!」
丁度肘の骨の所を勢い良く挟んでしまい、悶絶する私に、冷たい視線を投げかける主人。
更に冷たい言葉でも投げかけるのかと思いきや、ふうと溜め息を吐いただけだった。
……言葉よりも、余計冷たかった。

お茶でも飲んで行けばと勧めたが、義妹一家は上がらずに、玄関先で帰って行った。
あの苦労は何だったのかと。
数日経って見ると、肘には黄色い痣が出来ていた。
青いのも目立つけれど、黄色いのは老人ぽくて何だか嫌。



2007年04月17日(火) もうそんなお年頃

この冬、足を捻った。
と言うのもその時、両手が荷物で塞がっており、何とか鍵を開けて足で玄関のドアを思い切り開けたら、地面に着いていた方の足がグキッとやってしまったのである。
うおーうおーと暫く唸っていたが、その内に痛みが引いたので、そのまま放置していた。

それが、ひょんな時に痛むのだ。
捻った方の足に体重をかける時、小走りになる時、痛みが蘇る。
病院に行くまでも無いと思ったので放置していたのだが、それが悪かったのだろうか。
しかし今更病院に行ってもなあ。
そして主人に言われた。
「シオンももう、怪我が治り難い歳になったんだよ。僕もそうだった。それだけの事さ」
……全力で逆らいたい気分である。


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