妹とTVを見ていた時の話。
事件好きの私はワイドショーが好きだが、芸能ネタには興味が無い。 しかしワイドショーを見ていれば、嫌でも耳に入って来る。 歌舞伎者・市川海老蔵と別れたタレント・佐藤江梨子が、自分のブログに、涙を流した自分の顔写真を掲載したと言う。 その話題を見て、ドン引きする我々姉妹。 姉「うわあ、幾ら何でも、そんな奴おらんやろ〜」 妹「どんだけ構ってちゃんなのさ。私の知り合いの、リストカットを繰り返すボーダーちゃんみたいだ……」 姉「私は最初から、海老蔵にとってはただの遊びだと思っていたけれどね。ポイ捨てされて血迷ったか、サトエリは。正気に返ったらブログの記事は削除しそうだな」 妹「おねーちゃん凄ーい! どうして判るの?」 姉「そりゃ、海老蔵はあの若さで隠し子がいるのに、子供の母親とは結婚していないし、歌舞伎者にとって、付き合う女なんてのはそんなもんでしょ。んで、結婚はちゃっかり、それなりの家のお嬢様と家庭を設ける。松たか子の兄の市川染五郎だってそうだし、梨園の世界はそうなのかと思っていたけれど、違うの?」 いや、そんなの只の想像だけれど。 だから、尊敬の眼差しで見ないように。
元モーニング娘。加護亜依の2度目の喫煙発覚。 未成年なのに喫煙、そんなの普通じゃん〜などと言う人もいるが、そういう連中は、自分の育った家庭環境の劣悪さを自ら披露しているのである。恥を知れ。 私に言わせれば、普通の日本人なら未成年者の喫煙は法律で禁止されている事と、喫煙は身体に悪い事を知っている筈で、その違法行為を普通と言い切ってしまう事自体が普通ではない。 (勿論法律の中には無い方がいい物もあるだろうが、未成年者喫煙禁止法にはそれなりの意味があると思う) しかも一緒にいた男は35歳。 いい大人なのに、何故そのまま煙草を吸わせていたのか。何故窘めないのか。不思議である。 不思議と言えば、 「加護ちゃん可哀相。18や19で喫煙なんて普通の事なのに、芸能人だからってこんなに騒がれて。解雇処分は厳し過ぎる」 などと平然と言うコメンテーター達。アホか。 立派な違法行為をして、しかも2度目なのに、それでも事務所解雇は厳しいと言うのか? こんなぬるい事を言うコメンテーターなど必要無い。もっと辛口でいいよ!
引っ越しの準備をする間も、ワイドショーを見ながら盛り上がる姉妹であった。 まあ、荷物詰めるのも引っ越し屋さんがやってくれるらしいので、楽ちんなんだけれど。 それより大変だったのが各種手続き。 この愚妹ってばホントに……ハァ。
卒業式の後は謝恩会である。 会費は出すから美味しい物でも食べておいで、と母に言われたのだ。 そんな事言われても、知らない人ばっかりだしな〜と思ったが、お姉ちゃんも行こうようと妹にしつこく言われるし、只で美味い物を食べられるならそれもいいかと思い直して、出る事にした。 仕事で謝恩会場のホテルをよく利用する教授も沢山いるんだし、ホテル側だって安くて不味いオードブルなどは出さないだろう。
レンタルの袴の返却期限は、16時。 しかし謝恩会は15時〜16時半なので、謝恩会が終わってからでは間に合わぬ。 卒業式会場から着付け会場に直行すると、学生はまだ誰も来ていなかった。 予めお願いしていたので、場所だけ借りて妹の着付けをさせて貰う。 袴を穿く時は着物を短めに着るので、袴を脱いで帯を結ぶだけでは振袖の着付けにならない。 振袖の着付けは会場の着装師との契約の範囲外なので、私が着付けをし直さなければならないのだ。ヒー。 でも着付けを手伝ってくれる優しいおばちゃん。このおばちゃんは、頻りに妹の振袖を褒めてくれたらしい。 私としては、自分のペースで好きなようにゆっくり着付けをしたかったのだが、衆人環視(卒業生がまだ来ないので、他の着装師達は暇→自然に私が注目されてしまう)しかも百戦錬磨のプロの中でド素人の私が着付けをするというのは、とっても緊張して焦るんですが。 何とか帯も結んで、荷物を纏め、おばちゃん達にお礼を言って会場を後にした時には、私はもうぐったりしていた。
ホテルのロビーで時間を潰し、謝恩会場へ。 受付を済ませて中に入ったが、朝会って挨拶した妹の友達数人と父兄1人以外は、やはり知らない人々ばかりである。 会が始まり、まずは学部長以下数人の挨拶。これが長い長い。 立食形式なので、椅子など無い。 若いのは兎も角、私よりうんと年寄りの教授&父兄でさえ、突っ立ったままじっと話を聞いているが、普段引き籠もりで基礎体力が低下しまくりの私はふらふらである。 このまま我慢するか、こっそり外に出るかは……自由だ〜! 少なくとも、我慢し過ぎてその場でぶっ倒れるよりは遥かにマシと思い、後ろのドアからこっそりとロビーに抜け出した。 ソファに深く凭れて、ふ〜っと一息ついていると、やっと挨拶が終わったらしく、会場の中からざわめきが聞こえて来たので戻る事にする。 他の父兄達は会場の隅で、親同士固まっているが、私は親じゃないしどうせ知らない人ばっかりだし今後関わる事も無いだろうし、食べなきゃ損!とばかりにさっさと箸を持って、並んだ料理を片っ端から皿に盛って行った。 勿論、目指すは全種制覇である。 食べるのに飽きると、教授達に挨拶して回っている妹の所に行き、一緒に挨拶し、 「お母様ですか? 随分お若いですね」 と言われると 「いいえ、母でも継母でもありません。姉です〜」 とにっこり笑い、妹に「これ美味しいよ。食べてみ」と食わせ、卒業生の余興が始まると前列に行って見物し、好きなように振る舞っていた。 後に妹の友人をして、 「ドビーちゃんのお姉ちゃん、会場内を自由に泳ぎ回っていたよね」 と言わしめるほどだったという。 何じゃそりゃ!
気になったのは、一組の老夫婦が、部屋の隅でポツンと詰まらなそうにしていた事。 大学まで行かせて貰ったのに、子供は何しとるんじゃ。 確かに謝恩会は師に感謝する会なのだろうが、親を放っておいて、それってどうなのよ。 と一寸思った。まあ結局そんな子供に育てたのは親なんだけどさ。
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