喉が痛い。 部屋が乾燥していたかなあ、マスクして眠ればよかった〜と思っていたが、午後になってからどうにもだるい。 布団を敷いて寝た。
夜、目が覚めてトイレに起きると、丁度主人が帰って来た。 具合悪いから寝てたと言うと、 「僕も寒気がするんだよ、震えが止まらなくって」 「貴方もなの? 私達って、仲良しね♪」 「タミフル下さい。飛び降りますから」 ぶはあ。 やっと熱の下がった妹(多分こいつが犯人。何故なら私は昨日まで里帰りしており、妹は40℃の熱を出して実家で寝ていたのだから)は「タミフルでも飲んどけば〜?」と言って来たが、流石主人は違う。 この人の、こういうところが好きだ(笑)。 彼は続ける。 「飛び降りようとしたら、止めようとした妻をベランダから突き落としてしまったんです。1階のベランダから落ちた妻は、頭を強打して……」 何故そういう馬鹿な事が、次から次へと口から出て来るのだ、この人は。
「熱は?」 と彼に訊かれた。 「わかんない」 「計ってないの?」 「うん。だって、こないだ電池がなくなって、その後まだ買えてないもん」 「……」 だって、お店に置いてなかったんだよう。
2007年02月27日(火) |
東北新幹線を止めた男 |
その日、私は仙台駅に居た。 実家から、主人の待つ自宅に戻るためである。
駅では、こんなアナウンスが流れていた。 「那須塩原駅付近で、お客様が線路に入ったため、下りの東北新幹線が遅れております」 うわああ〜、迷惑な奴だな。 何故線路に? こないだのお巡りさんを死なせた女みたいな自殺志願者か、それとも新幹線の写真を撮りたかっただけの迷惑新幹線マニアかわからんが、どっちにしろ碌な奴ではないな。 大抵の人間は、生きている内に1度はJRを利用する。つまり、JRにとってのお客様だ。 しかし、こんな奴を「お客様」呼ばわりする必要は無い! 普通に新幹線を待っているお客様の方が、よっぽどお客様だし。 後でネットで調べたところ、こいつは28歳の男だったようだが、名前も職業も出ていないし、私が知る限り、TVでこのニュースが流れる事は無かった。 (翌日ワイドショーでちらりとやっていたが、おふくろさん騒動で、耳毛作詞家の住む青森に向かう新幹線に森進一が乗っていたという話で、ちょこっと触れられていただけであった) という事は、キ印だったのだろうか。 何にしろ、迷惑である。 いっそ轢かれてしまえば良かったのに! でも、ホントに轢かれちゃったら、新幹線がもっと遅れてもっと大変だったか。 あ、19日にも、携帯メールに夢中になっていて線路に落ちた馬鹿女がいたな。 こいつも轢かれちまえば(以下同文)
私も以前、乗る予定の電車が遅れた事がある。 私は実家に戻るだけだったので遅れても大した事は無かったが、お仕事の人は本当に大変そうだった。 ビジネスマンと、回って来た車掌さんとの会話。 「19時までにBに行きたいのですが……」 「申し訳ありません、その時間には無理かと。18時にA駅に着きますので、そうしますと18時25分の乗り換えで、B駅には19時何分になります」 「19時から会議なんですが……」 「申し訳ありません」 こんな感じで、本当に災難だなあと思ったものだ。 その時は線路侵入じゃなくて雪で遅れたのだけれど、やっぱりJRのせいではないから、どうしようもないよなー。
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