| 2007年02月27日(火) |
東北新幹線を止めた男 |
その日、私は仙台駅に居た。 実家から、主人の待つ自宅に戻るためである。
駅では、こんなアナウンスが流れていた。 「那須塩原駅付近で、お客様が線路に入ったため、下りの東北新幹線が遅れております」 うわああ〜、迷惑な奴だな。 何故線路に? こないだのお巡りさんを死なせた女みたいな自殺志願者か、それとも新幹線の写真を撮りたかっただけの迷惑新幹線マニアかわからんが、どっちにしろ碌な奴ではないな。 大抵の人間は、生きている内に1度はJRを利用する。つまり、JRにとってのお客様だ。 しかし、こんな奴を「お客様」呼ばわりする必要は無い! 普通に新幹線を待っているお客様の方が、よっぽどお客様だし。 後でネットで調べたところ、こいつは28歳の男だったようだが、名前も職業も出ていないし、私が知る限り、TVでこのニュースが流れる事は無かった。 (翌日ワイドショーでちらりとやっていたが、おふくろさん騒動で、耳毛作詞家の住む青森に向かう新幹線に森進一が乗っていたという話で、ちょこっと触れられていただけであった) という事は、キ印だったのだろうか。 何にしろ、迷惑である。 いっそ轢かれてしまえば良かったのに! でも、ホントに轢かれちゃったら、新幹線がもっと遅れてもっと大変だったか。 あ、19日にも、携帯メールに夢中になっていて線路に落ちた馬鹿女がいたな。 こいつも轢かれちまえば(以下同文)
私も以前、乗る予定の電車が遅れた事がある。 私は実家に戻るだけだったので遅れても大した事は無かったが、お仕事の人は本当に大変そうだった。 ビジネスマンと、回って来た車掌さんとの会話。 「19時までにBに行きたいのですが……」 「申し訳ありません、その時間には無理かと。18時にA駅に着きますので、そうしますと18時25分の乗り換えで、B駅には19時何分になります」 「19時から会議なんですが……」 「申し訳ありません」 こんな感じで、本当に災難だなあと思ったものだ。 その時は線路侵入じゃなくて雪で遅れたのだけれど、やっぱりJRのせいではないから、どうしようもないよなー。
1月29日未明、埼玉県熊谷市の民家が全焼し、老夫婦と5歳の孫が焼死するという出来事があった。 それが実は、老夫婦の娘で5歳児の母親、斉藤綾(26)による放火だったと判明。 彼女は自宅に灯油を撒いて火を着け、自分の実の両親と、自分の腹を痛めた幼い息子を焼死させた訳である。
しかしまあ、出るわ出るわ……この女、結婚したものの離婚して、子育ては親任せ、自分は夜遊びし放題の生活だったらしい。 凄いなー、本当にこんな母親っているんだ……。 先日会った私の友人は、里帰り中のお気楽実家生活だったが、ちゃんと子供の面倒は看ているようで、 「自分の子供って可愛いよ。子供を殺すとか一緒に死ぬとかニュースで見るけれど、そんなの絶対にあり得ないね」 と言っていた。 まあ彼女は歳も歳なんだけれど、極めてまともに母親業をしているようで、友人として本当に安心した。 さて、この放火母だが、夜遊びを母親に窘められ、それで怒って火を着けたのではないかと見られている。 凄い逆切れである。
調べに対して、「死にたい」と言っているようだとの報道を聞いて、私は思わず、 「こないだ線路に入って、代わりにお巡りさんを死なせた女もそうだったけどさ、死ぬ死ぬ言っている奴に限って死なないよねー」 と言ってしまった。 それを聞いていた父親も 「確かにそうだなあ」 と同意していたが、それは本心かどうか。 だって私は、この家の王様なのだから……。 あれ以来、実家の家族の言う事に対しても、疑心暗鬼である。
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