私は里帰りしていて見なかったのだが、「世界の果てまでイッテQ!」とかいう番組で、欧州1の美人大国だというブルガリアで美人を探すという企画をやっていたという。 その方法は、「あなたが美人だと思う人を紹介して下さい」と次々に紹介して貰って美人を辿り、その10人目を1番の美人と認定する、というもの。 そして、その番組を見ていた主人によると、 「9人目がシオンに似ていたよ。惜しかったね」 と言うのだ。 惜しいというより、9人目が私って、それは客観的に見て、大して美人ではないだろう。
後日、インターネットで調べて主人に見せたところ、 「あれ? 9人目じゃなくて8人目だったかも」 と言う。 順位、下がったのかよ! そして色々な人がこの番組について書いたものを見ると、7人目と10人目が本当に美人だったらしい……間の8人目9人目じゃなくて、7人目か10人目に似ていた方が良かったのに。 まあ、言っても仕方ないのだが。
しかしこれは主人の言う事で、私は8人目も9人目も自分に似ているとは思わなかった。 私より、私の従妹に似ているかも。垂れ目具合とか色の白さとかが。 でも、どっちも普通の日本人なんだけどなあ。
数年振りに、友人に会って来た。 小学校からの付き合いなので、一応幼馴染という事になるのか。
彼女も結婚して、子供がいる。 子供には初めて会ったが、これが予想外に可愛い。 一般的に「悪魔の2歳児」と言うので、どれほど悪魔なのだろうと覚悟して行ったが、天使じゃん! 丁度ご機嫌の良い時間帯だったからか、騒ぎも泣きもしないし、とても良い子だった。 彼女と私が話をしていると、隣室から次々と指人形を持って来て、 「これはドキンちゃん、これはアンパンマン……」 とテーブルに並べてくれる。 おいでーと言うと、とことことやって来て、私の膝にちょこんと座る。 軽いわあ。 そして頭をくんくんすると、いい匂いがした。 子供の匂いだ。 本人の了承を得てほっぺにも触らせて貰ったが、つるつるすべすべのぷにぷに! 羨ましいわ〜……。 しかし友人曰く、 「でもねえ、赤ん坊のほっぺはもっとつるつるのすべすべなんだよ。人間って、生れ落ちた瞬間から老化の一途を辿るんだねえ」 と。 なるほどなあと思った。 携帯のカメラを向ければ何故か決めポーズは全てヘン顔、そして1秒しかじっとしてくれないので、撮れた写真は全てボケボケであった。 そう言えば、ペット屋で犬の写真を撮らせて貰った時もそうだったなあ。 携帯のカメラもデジカメも、シャッターボタンを押してから実際に写真が撮れるまで、タイムラグが生じる。 その間に犬が動くので、私が撮る写真は全て、犬のおしりだったり犬のいない風景だったりするのだ。 どうも私は、写真家としての才能が無いらしい。 今回撮れた子供の写真も、どうにも微妙なのばかりであった。
まだまだ可愛いけれど、これからどんどん重くなって、どんどん悪い言葉を覚えて、どんどん可愛くなくなって行くのよね……。 でもそれに(反)比例して、どんどん賢くなって、どんどん役に立つようになって行くのだ。
またの再会を約束して別れたが、自分の母親に育児を丸投げしている様子も無く、きちんと躾もしているようだったし、彼女がいい母親の顔をしていたのに、とても安心した。
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