2007年02月16日(金) |
想像してみて下さい……ギャー!! |
事故から丸1日経って、昨夜包帯を替えた時の主人。 「痛い……昨日の30倍位痛い」 とべそをかいていた。 痛みに慣れていると言うより、一寸鈍感なのでは?と思ってしまった。
仕事中の主人から、電話があった。 「保険証持って来てー」 病院に行きたいんだってさ。 今になってたまらなく痛くなって来たんだとさ。 馬鹿じゃないの、もう……そんなの当たり前だろ。 だから早く病院に行けと言ったのに。 本人は、放っときゃ治るとか言っていたが、放っておいたら化膿するだろうが。
保険証を届けた序でに、病院まで車で送って行く途中の話。 「皆に、『その指、どうしたの?』って訊かれるから、訊く人訊く人に『爪削いじゃった』って説明すると、皆蒼い顔して『ごめん、話さなくていいよ……』って遮っちゃうんだよねー」 いや、いたって普通の反応だと思うよ。 だってだって、爪が半分しか残っていなくて、後は赤い肉が見えてるんだよー!? 自分がそうなったら、と思うと、誰だって頭を掻き毟って、ウギャ〜〜〜〜!!となる筈だ。 面白いのは、爪に関するその手の話が極端に苦手な主人が、いざ自分の爪に災難が降りかかると、全くもって平気な顔をしているという事である。 曰く、 「他人がウギャーな反応をするのを見るのが楽しい♪」 んだそうで……このサドが。 私がそんな目に遭っても、絶対に爪の話なんて聞いてくれないくせに!
手の痛みが治らん。 しかも、痛い指を庇って負担がかかるからか、別の指まで痛くなって来る始末。 これでは、ゲームも暫くお預けだ。
食事の支度と後片付けは、主人に丸投げ☆ ところが。 主人が何やら呼ぶので、台所に行ってみると、こう言われた。 「ティッシュ持って来て。それと消毒薬とガーゼと包帯もお願い」 うへえ……。 庖丁でスパッと切った、ぐらいならまだいい。それなら傷口は数日でくっ付くのだから。 彼は何と、爪半分を削ぎ落としてしまったのだった。 「んで、爪はどうしたの?」 と訊くと、ごみ箱に捨てたと言う……それって正解なのか? でも、キャベツ塗れの爪をくっ付けておく訳にも行かないのか。 包帯を巻いて、料理の続きをしようとする彼を、私は押し留めた。 この状態で料理をさせたら、それこそ鬼嫁になってしまう。 私も手を痛くしているが、血が出ていないだけ大分マシである。 ああ、でも皿洗いとかすると、また悪化するんだろうなあ。
これで暫く、晩飯は、出来合い決定だな……。
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