昨夜は初めて聘珍樓で晩御飯を食べたのだった。 そう、聘珍樓デビュー。 聘珍樓なんて、冷凍のやつしか食べた事が無かったのだ。しかも片手で足りるほどの回数。 庶民にとっては、聘珍樓は高嶺の花なのだ。 それを、生で食べられるなんて! 感動的に美味しかった。高かったけれど。 これで、暫く贅沢は出来ないな。
仙台で1泊し、市内の百貨店などをちらりと見て、帰途に着いた。 そしてTVを見ながら、「テスト・ザ・ネイション2007 人間関係力テスト」をやってみた。
感想:最高につまらん。
普通のIQテストの方がよっぽど楽しいよ! 成績もだけれど。 この人間関係テスト、我々夫婦はどちらも偏差値93。 私の場合は初めから予想内だからいいが、主人が93て……。 彼は視力が悪いので、目に頼っていない。 つまり、直感や霊感で、雰囲気を敏感に感じ取り、それで判断する事が多いため、TVの画面を見ながらのテストでは、いまいち点が伸びないのだろうと思われる。 私は前半部分は調子が良かったのだが、後半、特に終盤の「自己制御力」(だったかな? 兎に角、自分の感情を抑制出来るかどうか、という部門)がほぼ全滅だった。 ま、まあ……これも予測は付いた事だが、こっちにつけたら確実に点数が取れないと判っていながらチェックするのも、辛いものがあった。 ところが主人はここがほぼ満点。流石バランス夫婦。 「嫌な出来事を思い出すと、その時の怒りの感情も一緒にぶり返してしまう」という設問で、彼と私の違いがまた明らかになったのだ。 「どうして!? 普通は、嫌な目に遭った事を思い出したら、その時の感情も一緒に思い出すでしょ?」 と驚く私。 しかし彼は首を振る。 「ううん。ああ、そう言えばそんな事もあったなあ、と思い出すだけで、感情までは付いて来ないなあ」 何故……何故だ? 「駄目よ、そんな事では! 『感覚の再現』よ、マヤ! それが出来ないようでは、紅天女は演れなくてよ!!」 と私がキィーとなってみても、彼にはそんな事どうでも良いらしい。 私にとって彼が不思議な生き物であるように、彼にとっては私がそうなのだろう。
2007年02月11日(日) |
松島や ああ松島や 松島や |
連休2日目は、松島へドライブ。 放射冷却現象で、お日様は出ているのに寒い事寒い事。 景色が良くて、お天気も良くて、写真でも撮ろうかと思ったら、 デジカメ、家に忘れて来ました……がっくり。 そして私の携帯電話の写真機能は、相変わらずうんともすんとも言わない。つまり、昨年から壊れたまんま。 折角のお天気なのに〜、折角の旅行なのに〜、折角の松島なのに!!
焼き牡蠣を食べて、御茶屋で甘酒を飲んで、どこ行こうかと言っていたら、こんな建物が目に入った。
そういや、以前松島に来た時にもあったが、時間が無くてスルーしたんだっけ。 「時間もあるし、入ってみる?」 とダーリンに訊くと、 「シオンが入場料の要る所に入るなんて!!」 と大袈裟に驚いてみせていた……何なのそのリアクションは。 ハッ、そう言えばここに来たのは結婚前の事で、あの頃の私はお金命だったのだ。 そうか、あの時は時間もお金もあったけれど、散財に対する罪悪感もあったんだわ……。
中に入ると、1階は入場無料のお土産売り場、2階が有料の展示室になっている。 1人千円ずつの入場料を払って2階へ上がると、年代ものの大きなオルゴールやストリート・オルガンがずらりと並び、その横でおじさんが1台1台説明しながらオルゴールを操作してくれる。 音が大き過ぎて吃驚するが、なかなかこれは、面白い。 現代みたいな便利な機械が出来る前、昔はこうやって、音楽を楽しんでいたのね。 残念なのは、オルゴールが全て、こちらを向いている事。 お人形さんが踊る姿や、 柵の向こうは立ち入り禁止なので、裏側はおじさんしか見られないのだ。 ううむ、出来れば裏側で機械がどんな風に動いているのか、それを見たいのだがなあ。 それでも、へええ〜凄いなあ、面白いねえ、などと囁きながら我々は感心して見ていたのだった。 これはガラクタなんかじゃない、立派な文化財だ。 本当に入場料千円でいいの?と、一寸心配になってしまった。 維持するだけでも大変だろうなあ……。 どうか潰れませんように、ナムナム。
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