主人の携帯電話が、とうとうぶっ壊れた。 通話不能である。 まあ、本体0円だったしな……仕方ないか。 私の携帯も写真機能が立ち上がらない上、データも飛んだし、どちらも買い替え時か。 本当は土日に一緒に買いに行きたかったのだが、携帯嫌いの主人が渋ったのだ。 これを機に、もう携帯から自由の身になりたいと言う。 しかしそれでは、彼の友人知人仕事仲間が困るだろう。 私は一日中家にいる身なので、本当は携帯など必要無いのだ。 しかし写真機として欲しい。それに、出掛けた時などあると便利なので持っている。 まあ一応持っとけば?と言い聞かせ、主人も渋々買い替えに同意した。 「でも、薄くて軽くて、折り畳みじゃないのがいい」 ポケットに物が入っている状態が、邪魔で気になって嫌なのだそうだ。 以前喫煙者だった頃も、煙草は胸ポケットには入れず、鞄に入れて持ち歩いていたという。 彼がポケットに入れるのは、ハンカチだけ。何かが触れている、締め付けられているのが嫌いなのだ。 じゃあ裸でいれば……と私が言うと、それじゃ寒いし捕まるだろと大真面目に言うのだ。 ハァもう好きにしなよ。 「じゃあ、薄くて軽くて、折り畳みじゃないのがいいのね」 「うん。それで、機能もあれこれ付いていないのがいい」 ネットで探すと、良さそうなのがあった。 「これだ。これしか無いでしょ!」 とサイトを開いて見せた。 薄くて軽くて折り畳みじゃなくてシンプル機能。 リクエスト通り、主人の理想の携帯電話である。 「う……でもこれって、所謂ジジババ携帯では」 「そうよ。まさにジジイ携帯。でも貴方のご希望通りの携帯ですよ。文字盤も大きくて見易いし、きっと使い易いわよ〜」 理想形に喜ぶかと思いきや、彼は首を振った。 「これはもう少し、年を取ってからでいいよ。流石に悲し過ぎる」 自分でも探してみるから、早まって買って来ないでね、と釘を刺されてしまった。
主人が早々に大河ドラマを挫折した。 配役が面白くないんだそうで、結局笑金などを見ている。 私は昨年見たかったよ、大河ドラマ……。
21時からは、「華麗なる一族」を見ている。 N響アワーで池辺さんの駄洒落を聞くのもいいのだが、曲目が好みではなかったりするし、音楽界以外からのゲストがつまらん。 華麗なるキャストで、TBSはよっぽど力を入れているんだなあというのは判ったが、主役が微妙……。 あの髪型に格好、どう見ても昭和40年代じゃないでしょ。 それにキムタクの演技って、何をやってもキムタクなんだよなあ。 一寸した表情とか仕草とかが、役柄のものではなく、木村拓也のものなのだ。 何故演出家はそこをきっちり指導しないのだろう……見ていてキムタク臭にゲンナリする。 それと妹その2役。 「お兄様」とか言っている割に、台詞回しが一般庶民なのだ。 細かい所だが、だからこそ、見ている方は気になって仕方ない。 それと、山田優ちゃんは綺麗なのだが大根だ。 もっと演技力磨いてからドラマに出せ。これでは折角の力作ドラマが台無しではないか、TBS。 大人のベテラン役者達は流石の演技だが、お子様達がこれでは、観ていて苛々する。
ところでこのドラマ、池の鯉がロボットだとか。 残念ながら、私はその場面を見逃してしまっている。 再登場してくれないかなあ、池のヌシ〜。(大将だか何だか、一応名前があるらしい。忘れたけれど)
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