天上天下唯我独尊

2007年02月04日(日) 加齢臭なる一族

主人が早々に大河ドラマを挫折した。
配役が面白くないんだそうで、結局笑金などを見ている。
私は昨年見たかったよ、大河ドラマ……。

21時からは、「華麗なる一族」を見ている。
N響アワーで池辺さんの駄洒落を聞くのもいいのだが、曲目が好みではなかったりするし、音楽界以外からのゲストがつまらん。
華麗なるキャストで、TBSはよっぽど力を入れているんだなあというのは判ったが、主役が微妙……。
あの髪型に格好、どう見ても昭和40年代じゃないでしょ。
それにキムタクの演技って、何をやってもキムタクなんだよなあ。
一寸した表情とか仕草とかが、役柄のものではなく、木村拓也のものなのだ。
何故演出家はそこをきっちり指導しないのだろう……見ていてキムタク臭にゲンナリする。
それと妹その2役。
「お兄様」とか言っている割に、台詞回しが一般庶民なのだ。
細かい所だが、だからこそ、見ている方は気になって仕方ない。
それと、山田優ちゃんは綺麗なのだが大根だ。
もっと演技力磨いてからドラマに出せ。これでは折角の力作ドラマが台無しではないか、TBS。
大人のベテラン役者達は流石の演技だが、お子様達がこれでは、観ていて苛々する。

ところでこのドラマ、池の鯉がロボットだとか。
残念ながら、私はその場面を見逃してしまっている。
再登場してくれないかなあ、池のヌシ〜。(大将だか何だか、一応名前があるらしい。忘れたけれど)



2007年02月03日(土)

飴は、齧る物ではなく、舐める物である。
少なくとも私はそう思って来たし、これからもそうである。

しかし主人は違う。
ガリガリボリボリと、音を立てて飴を齧る。
安い飴も高い飴も、同じように食べるので、それが私の神経に障る。
「どうしてもっと、味わって食べないの!」
と私が怒ると、彼は、
「味わってるよう。齧って粉々にした方が、味が口の中いっぱいに広がるから美味しいんだよ」
と反論する。
それは解る。
しかし、粉々にすると、飴は短時間で消えるのだ。
折角の飴なのだから、長時間口の中に入れて置いた方がいいの!と私が幾ら言って聞かせても、彼は絶対に首を縦に振らない。
「い・や・だ。こうやって食べるのが好きなの」
「それじゃ駄目! 飴1個でどれだけ幸せな時間を味わえるかが勝負でしょ。同じ時間で貴方ばっかり飴を沢山食べちゃうなんて、そんなのずるい!」
どこまで行っても、平行線夫婦なのであった。


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