主人が早々に大河ドラマを挫折した。 配役が面白くないんだそうで、結局笑金などを見ている。 私は昨年見たかったよ、大河ドラマ……。
21時からは、「華麗なる一族」を見ている。 N響アワーで池辺さんの駄洒落を聞くのもいいのだが、曲目が好みではなかったりするし、音楽界以外からのゲストがつまらん。 華麗なるキャストで、TBSはよっぽど力を入れているんだなあというのは判ったが、主役が微妙……。 あの髪型に格好、どう見ても昭和40年代じゃないでしょ。 それにキムタクの演技って、何をやってもキムタクなんだよなあ。 一寸した表情とか仕草とかが、役柄のものではなく、木村拓也のものなのだ。 何故演出家はそこをきっちり指導しないのだろう……見ていてキムタク臭にゲンナリする。 それと妹その2役。 「お兄様」とか言っている割に、台詞回しが一般庶民なのだ。 細かい所だが、だからこそ、見ている方は気になって仕方ない。 それと、山田優ちゃんは綺麗なのだが大根だ。 もっと演技力磨いてからドラマに出せ。これでは折角の力作ドラマが台無しではないか、TBS。 大人のベテラン役者達は流石の演技だが、お子様達がこれでは、観ていて苛々する。
ところでこのドラマ、池の鯉がロボットだとか。 残念ながら、私はその場面を見逃してしまっている。 再登場してくれないかなあ、池のヌシ〜。(大将だか何だか、一応名前があるらしい。忘れたけれど)
飴は、齧る物ではなく、舐める物である。 少なくとも私はそう思って来たし、これからもそうである。
しかし主人は違う。 ガリガリボリボリと、音を立てて飴を齧る。 安い飴も高い飴も、同じように食べるので、それが私の神経に障る。 「どうしてもっと、味わって食べないの!」 と私が怒ると、彼は、 「味わってるよう。齧って粉々にした方が、味が口の中いっぱいに広がるから美味しいんだよ」 と反論する。 それは解る。 しかし、粉々にすると、飴は短時間で消えるのだ。 折角の飴なのだから、長時間口の中に入れて置いた方がいいの!と私が幾ら言って聞かせても、彼は絶対に首を縦に振らない。 「い・や・だ。こうやって食べるのが好きなの」 「それじゃ駄目! 飴1個でどれだけ幸せな時間を味わえるかが勝負でしょ。同じ時間で貴方ばっかり飴を沢山食べちゃうなんて、そんなのずるい!」 どこまで行っても、平行線夫婦なのであった。
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