天上天下唯我独尊

2007年01月28日(日) 河童の川流れ

うちの主人は、かなり黒い冗談でも、平気で言う。
仮令個人の日記でも、ネット上に書いたら最後、某巨大匿名掲示板に晒されて叩かれるであろう事も、口にしてしまう。
悪気は無いのだが、当事者が聞いたらどう思うかと叱られそうな事を言うのだ。
(じゃあ当事者の耳に入れなきゃいいじゃないか、と私などは思うのだが、いちいち当事者になり切ってその気持ちを代弁してくれる人も、世の中にはいるようである)

今日も主人が、飛び切りのブラック・ジョークを言ってくれた。
私は彼の冗談は大好きなので、酷いなあと思っても大笑いしてしまった。
思い切り、私のつぼだったので。
私が一頻り腹を抱えて笑い、涙を拭いながら
「酷いわね、貴方って。人でなしだわ」
と言うと、彼はショックを受けたようだ。
曰く、
「シオンに人でなしと言われるなんて……馬鹿に馬鹿と言われたようだ」
だと。

つまり、人でなし夫婦だという事で。
因みにその内容は、本日の表題のようなものである。



2007年01月27日(土) 失恋

1日中、何をしていても、頭から離れない。
寝ても醒めても、思うのはその事だけ。
まるで、恋でもしているようだ。

私はブランド物に興味が無い。
それなのに、とあるブランドの鞄に一目惚れしてしまった。
百貨店内をぶらぶらしていて、仮令気に入っても買えないからと、いつもなら目もくれずに通り過ぎるだけなのに、それがふと目に留まった。
松田聖子の言葉を借りれば、ビビビっと来たというやつである。聖子嫌いだけれど。
私に似合う色で飾りが可愛くて変わった取っ手が付いている事で、今まで興味が無くどちらかと言えば敬遠していた形なのに、ハートを撃ち抜かれてしまったのだ。
カ・ワ・イ・イ。
因みにお幾ら?と値札を引っ繰り返すと、お値段約10万円なり。
ム・リ。
後ろ髪をひかれる思いで、私は店を後にしたのだった。

お金に無頓着なダーリンなら、買ってもいいよと言ってくれるかも知れない。
そんな期待を抱いて訊いてみたが、
「10万円!? 本気で買うつもりなの?シオン」
……そう言われたら、「うん♪買って」なんて言えなくなるじゃん。

欲しい欲しいと思いつつ、再び店を訪れてみると、もうその鞄は無くなっていた。
売れてしまったのだろうか。
はあ〜と溜め息を吐くと、ダーリンが言った。
「あの鞄を可愛いと思うのは、シオンだけじゃなかったって事だよ。そして他の人達には、それを買うだけのお金があって、うちには無かった。それだけの事さ」
その通りなんだろうけれど……。


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