2006年12月14日(木) |
Songs from L.A. |
TVで、Every Little Thing デビュー10周年記念ライブの話題が出ていた。 今では流行歌に全く疎くなってしまったが、以前はよく聴いていたなあと、TVを見ながら思い出していた。
7年も前の物だが、「ELT Songs from L.A.」というCDがある。 ELTのヒット曲を、英語でカバーしたアルバムだ。 メロディー譜とコード進行のみを渡されたLAのミュージシャン達が、思い思いにアレンジしたそうで、はっきり言って、オリジナルよりも断然こっちの方がいい。 これだけいいものが出来たのは、元の曲の骨組みが素晴らしいからであろう。 (逆の言い方をすれば、オリジナルELTは、アレンジとボーカルがイマイチという事になるが……) 特に私がお気に入りなのは、5曲目「Future World」。 ラテン系のノリと、アース・ウィンド&ファイヤ風のアレンジが好きだ。 洋楽は殆ど知らないが、こういうのっていいなあ、かっこいいなあと思ってしまう。
でも英語なので、どんなにかっこ良くても一緒に歌えないのがかっこ悪いんだけどな。
ボーナスが少し余って、普通預金がある程度貯まったので、定期預金をしようかと主人に相談した。 返事はいつもと同じ、 「シオンに任せる。好きにしていいよー」 という事だったので、じゃあ纏めて定期にするかと銀行に行ってみた。 窓口で書類を書いていたら、隣りの窓口の客が、 「国債を買いたいんですが」 と言っているのが聞こえた。 そう言えば、以前国債を買おうとしたのに、買えず終いだった事を思い出し、窓口のお姉さんに訊いてみた。 「国債って、いつ頃発売ですか」 「あ、今日からですよー」 なぬー! 何という偶然であろうか。 これはきっと、買えという天の声に違いない。 「ええと、国債も買いたいんですが、どうしたらいいですか?」 と言うと、ではあちらのお席に〜と隅っこの応接椅子に通された。 係りの者が参りますのでと言われて待っていると、副支店長登場。 そんな偉い人に話を聞かなきゃ、国債って買えない物なのか。 窓口のお姉さんが良かったのになーと思いつつ、渡された書類を見ながら、国債の説明を聞いた。 こちらとしては、利率と保障について聞ければそれでいいんだけれど、国債には預金保険機構の保障が利かないという。 つまり、国債の発行者である国が破産したら、元手も返して貰えないという事らしい。 「プロの銀行マンから見て、如何でしょう。日本国は10年以内に破綻すると思いますか?」 と私が訊くと、副支店長は苦笑いした。 「まあ……大丈夫だと思いますよ」 そうですね、危ないですねという返事をする銀行マンもいないだろうが、こちらは素人なので、肝心な所を教えて欲しいのだ。 考えた末、5年と10年の国債と、定期預金を同額ずつする事にした。 そうしたら、来週から定期預金のキャンペーンがあって、少し金利が上乗せになるという。 んじゃ取り敢えず、今日は国債を買って、定期については来週また出直すと言う事で、結局何枚も書類を書き直す羽目になった。
帰宅して、国債を買った事を主人にメールで報告すると、 「ハァ?」 との返事。 意味が通じなかったかな?ともう1度ちゃんとした文章で送ると、 「ハァ? ハァ? ハァ?」 ……何故だ、何故解ってくれない。 私の文章、そんなに理解不能だった?と帰宅した彼に訊くと、 「いや、だってシオン、定期預金にするって言ってたじゃん。それが国債買ったって、どういう事?」 「えー、だって貴方、私に任せるって仰ったでしょ。それに、国債買おうかなーって前から言ってたし」 「うん、聞いたのはずーっと前だったけどな。まあ買ってもいいけど」 そうか、1年以上経つとリセットされるのか。 「んでね、日本って破産すると思う?」 と1番気がかりな事を質問した。 「そうだなー、危ないかもな」 ガーン……それは困るわあ〜。
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