天上天下唯我独尊

2006年11月18日(土) やっぱり鍋はビタ

料理好きの母は、ビタクラフト愛用者だ。
10年ほど前だったか、それまで約30年使っていた鍋の取っ手が取れ、駄目で元々とビタクラフト社に問い合わせたところ、無償で修理に応じてくれたので感動していた。
ビタの鍋は質も良いが、会社の対応も良かったという話である。
(尤もサイトを見てみると、現在ビタクラフト社は、有償修理に切り替えているようである。)

結婚してから料理を始めた私は、貰い物の鍋の他に、ホームセンターで安く売っている行平鍋を使っていた。(「行平鍋」という名称も、それまで知らなかった)
しかし最近になって、この安っぽい鍋が気に入らなくなって来た。
安っぽ過ぎて、安っぽい金属の味が料理に移ってしまいそうな気がして来たのである。
よし、新しい鍋を買おう。
第一候補はビタクラフトであったが、最近よく見かける琺瑯製のル・クルーゼも気になる。
だって、可愛いんだもの。
どっちにしようかなと主人に相談すると、
「ル・クルーゼは重いぞ。シオンには持てないんじゃないか」
と言う。
ようし、本当に持てないかどうか試してみようじゃないか、と言う事で百貨店に行ってみた。
ル・クルーゼの小型片手鍋を持ったところ、
「重!」
ずっしりし過ぎて無理。
空の鍋でこの重さでは、中身が入ったらどうなる事やら。
「貴方の仰る通りでした。お箸よりも重い物を持った事の無い私には、使いこなせそうにありません」
と私は素直に認めるところとなった。

その店にビタシリーズは1種類しか置いていなかったので、持ち比べが出来なかったのは残念だが、私はネット通販でビタクラフト・ウルトラの片手鍋を買ったのだった。
使ってみて、7層構造の素晴らしさを実感した。
火から降ろしても、鍋がなかなか冷めないのだ。
いつまで経っても温かい。これは凄い。
おまけとして、料理本までついているし、ビタクラフト万歳!

この料理本を活用出来るか否かがまた問題なんだけどな。



2006年11月17日(金) 呪われた地

今週は私にとって、大仙祭りだった。
勿論、秋田県の子殺し事件の事である。
「犯人の進藤美香は『チャーリーとチョコレート工場』のウンパルンパそっくり」
という書き込みを見付けて、この映画は1年前に飛行機の中で観たものの、ウンパルンパの顔までは覚えていなかったので、検索してみた。
確かに似ていて、思わず笑っちゃった。

でも、笑えない事も……。
ワイドショーは、犯人の過去まで洗い出す。
高校の卒業アルバムからと思われる彼女の写真、これが、私の友人にそっくりなのだ。
髪型といい、顔の輪郭といい、よく似ている。
うわー友人にメールしたい!と思いつつ、殺人犯に似ているなんて言ったら悪いかしら……と流石の私も躊躇してしまい、未だにメールを出せないでいる。
因みにこの友人、和歌山カレー事件の時、実の母親に
「この林眞須美って、アンタに似ているねえ」
と言われたそうで、甚く憤慨していた。
「自分が産んだ子供に対して、それって酷くない!?」
そりゃ酷いね……でも言われてみると、確かに似ていなくも無い。
殺人犯に似ていると言われ慣れているにしても、こちらから大仙の件に触れるのは如何なものかと思うので、彼女からのメールを待っているところである。
事件が風化する前にメールしてくれ〜電話でもいいからっ。

鈴香といい美香といい、子殺しは秋田にばかり集中しているような気がするが、秋田と言えば自殺率全国1位を誇る県である。
何故か。
秋田をはじめとする東北には、陽が差さない。特に冬場の日照時間は少ない。
盆地なんかだと、午後の4時には暗くなって来るので、日が暮れるの早っ!と驚いたほどだ。
「同じ日本に住んで、同じ税金を払っているのに、東北は不公平だよな〜」
と言った人もいた。
鬱とお日様には関連性があるらしい。そういう論文も出ている。
だから、自殺したい人はなるべく陽の光に当たるといい。電灯じゃ駄目である。
寒いとなかなか外に出たくないものだが、東北人もお天道様と顔を合わせよう。


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