TVを付けたら、「スタ☆メン」で、鬼嫁特集をやっていた。 私自身は余り良い嫁とは言えないが、そんな私から見ても、あり得ないような妻達の振る舞いである。 夫の小遣いは昼食代込みで週に千円なのに自分は時々友人と外食するとか、夫が悪さ(どんな悪さかは聞き逃したが)をしたら子供と一緒に夫のパンツに落書きするとか、夫を顎で扱き使うとか、酔って寝転がる夫(これは夫も悪いが)を邪魔だと足蹴にするとか、兎に角驚いた。 鞭だけでなく、時には飴も与えて上手に亭主操作をしているように見えるが、それって、暴れた後にはとっても優しくしてくれる暴力亭主と同じなのでは……。 そりゃあ一緒に暮らしていれば、相手に腹の立つ事もあるだろう。 しかし苛めと一緒で、「ここまでやったら駄目」というラインが、普通は何となく判ると思うのだが、怒りの沸点が高いご主人なのかしら。 どうしてこのご主人達はここまでされても、奥さんに唯々諾々と従っているのだろう。 それでも奥さんを愛しているのか、子供のために我慢しているのか、単に奥さんを恐れているからなのか、私にはよく判らなかった。 というか、それを許している夫が情けないような気がする。 まあ、情けない夫に鬼嫁、割れ鍋に綴じ蓋という事か。 夫婦の事情はそれぞれ、家庭が平和ならそれに越した事は無いが、少なくとも子供の前で亭主を貶すのは、教育上宜しくないと思う……。 担当ディレクターは 「鬼嫁夫婦って、実は最高の夫婦関係なのかもしれません」 などと無理矢理纏めていたが、それは無いだろうよ。
私としてはこの番組を主人に見せて、うちの奥さんはなんて優しい良い奥さんなんだ!という事を相対的に感じて貰おうと思っていたのだが、生憎主人は入浴中だったので、それが叶わなかった。 何故かこういう時に限って長湯をするよね。 そして、即決でコーラングレを却下した私は、主人の中では鬼嫁に認定されてしまっているのであった。 納得行かないわ〜。
| 2006年11月04日(土) |
今年のボーナスは全額貯蓄しちゃうよっ |
普段お金に関しては全くと言っていいほど無関心な主人が、 「今年ももうすぐ、冬のボーナスが出るね」 と言ったので、驚いた。 しかし私が 「幾らぐらい出るの?」 と訊くと、 「さあ。いつも通りだと思うけれど、幾らだっけ?」 ……この辺りはやはりいつもの彼か。 彼の口からお金の話が出たという事は、何か欲しい物があるんだな。 そう察知した私は、水を向けてみた。 「いつも私の物ばかり買って貰っているから、貴方のも買いましょうね。何が欲しいの?」 「いいの!? えと、ええとね、
コーラングレ♪」 コーラングレて……イングリッシュ・ホルンかい!
テルミン熱が冷めたと思ったら、今度はコーラングレですか。 一体、幾らすると思っているのかしら。 中古でも、ボーナスだけじゃお釣りが出ないどころか、足が出ちゃうと思うんですが。 買っても自分が吹ける訳じゃないのに。 馬鹿じゃないの!? 喉まで出掛かった言葉を飲み込んで、私は 「却下」 と言うのがやっとだった。 買えない金額じゃないけれど、ボーナスは夫婦の共有財産なんだから、2人のために遣おうよ……。 それなのに、 「何が欲しいの?って言うから、正直に答えただけなのにぃ」 と口を尖らせ、恨めしそうに私を見る主人。 己はマトリョミンでも弾いてろっ。
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