天上天下唯我独尊

2006年09月18日(月) 怪談ナイト2006

今年もあいつがやって来た。
行くのはこれで3度目である。
しかし今年はいまいちだった。
何だろう、目玉と言うべきものが無かったような気が。
そして矢鱈と眠たかった。
しょっちゅう、隣のダーリンに突付かれて起こされていたな……。
曰く、
「前の席の人がグラングランに船漕いでてさ、もう大波小波って感じで。シオンもあんな風になったら見っとも無いから、小突き起こしていたんだよ」
と。
でも私、前の人の様子も気にならないぐらいに眠かったわ。
一方の彼は、気持ちが悪かったらしい。
そんな訳で、今年の出来はやっぱりいまいちだったかなあ。

それでも毎年恒例の、恐怖の心霊写真集は面白かった。
同じ写真でも、毎年形が変わってくるらしい。
毎度お馴染みの、水中から覗く霊の写真があるのだが、初めは横を向いていたのが、年が経つに連れて、次第に正面を向くように角度を変えているのだ。
霊感の乏しい私にはよく判らないが、この写真は毎回鳥肌が立つほど怖い、とダーリンは言う。
だから、よっぽど怖い霊なのだろう。

夜お布団に入って、
「ねーねー、こっち向いて」
と私が言うと、布団を顔半分に被ったまま、彼はゆっくりこちらを向いた。
「ほら、毎年角度が変わって、段々正面を向いて来るんだよ」
と言いながら……。
止めてよ!
怖くて夜中にトイレに行けなくなるでしょっ!!



2006年09月17日(日) 私を羨んで

ダーリンと百貨店に行った。

今まで使っていた物が無くなったので、新しい香水を買いたかった。
ダーリンは香りに敏感で、人工的な匂いが好きではない。
いつも一緒にいる人だし、彼が嫌いな物は付けたくない。
そう考えているので、今度はどんな香水が良いか、一緒に見て貰った。
「これなんてどう?」
と彼の鼻先でテスターの紙をひらひらさせたが、彼は鼻をぐすぐす言わせ、
「あんまりわかんないや」
との返事。
そうか、今は秋の花粉症の季節なのだった……。

それでも片っ端から匂いを嗅いで、
「これとこれとこれ」
と、候補を3つ挙げてくれたので、その中から1番安い物を選んだ。
インターネットで買えば安いのだろうが、匂いだけ嗅いで他所で買うのは流石に良心が咎めたので、ここで買う事に。
それでも色々と試供品を入れてくれたので、良しとしよう。

早速明日のお出かけに、付けて行くんだー♪


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