このまま秋になってくれたらいいなと思っていたのに、昨日から猛烈に暑くなった。 略して猛暑か。最悪。
今年は主人が長めの夏休みを取れるので、明後日から2人で遠出をする事にした。 1週間近く家を空けるので、その前に冷蔵庫の食材を片付けないといけない。 そのために夕方、早目に夕食の支度をしていると、玄関のチャイムが鳴った。 手を離せない私の代わりに、主人に応対して貰うと、主人の両親が来たと言う。
何 故 い つ も ア ポ 無 し ? 私はいつも、電話1本でいいから事前に連絡を欲しいと言っているのに。 しかも私は揚げ物をしようとしていて、それが終わったらシャワーを浴びるつもりで汗だくだと言うのに。もしかして、
嫌 が ら せ か ? 「上がって貰っていいよね〜?」 という、主人の能天気な声が聞こえた。 少なくとも、私には能天気にしか聞こえなかった。 はっきり言って、迷惑だ。掃除はしてあるが、門前払いで御免蒙りたい気分である。 しかし私がいいと言う前に、もう上がってるし! しかも主人の妹まで一緒である。 それなら何故、尚更、事前に携帯で予告電話を入れてくれないのか……。
しかも18時半まで居座った。 一緒に夕食でも、というつもりだったのかも知れないが、突然来られても、こちらは食材を使い切らなければならないし、帰ってくれない事には食事の支度も出来やしない。 どうして何度も何度も言っているにも拘らず、こちらの予定を聞いてから来てくれないのだ。 ボケとんのか。
些細な事でも神経に障る状態だったのだろう、その他にも細かい事が色々あり、兎に角むかついて、私はずっと不機嫌だった。 口には出さないが、主人もずっと不機嫌だった。 後で聞くと、親が遠くから来たのにその態度は何だ!という事らしい。 別に私が招いた訳じゃなく、向こうが勝手に来たのに何ソレ! あったまに来たので、プチ家出をしてやった。 主人の入浴中に、車でぶいーんと。 携帯も持たずに、翌朝まで帰宅しないつもりだった。 しかし。 お財布も持っていなかったのである……馬鹿ですか。 汗だくで気持ち悪いから、健康ランドかどこかに1人で泊まろうなどと考えていたのに、全てがパァである。 これでは喉が渇いても、ジュースすら買えない。
記念すべき私の第1回プチ家出は、僅か30分で幕を閉じたのだった。 もう〜何もかもがムカつく! 今度予告無しにアンタの親がアポなし突撃したら、切れてやるからな!!
| 2006年07月26日(水) |
いいのか? 千葉地裁 |
千葉市動物公園で昨年4月、当時1歳の男児がベンチから仰向けに落ちて、植え込みの枯れ枝が頭に刺さり、1箇月後に脳挫傷で死亡した事故で、管理者である千葉市を相手取って、両親が約5100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が出た。 長谷川誠裁判長は 「転倒した人が枯れ枝で怪我をするのは予見出来た」 「施設は主に子連れの来園者を想定しており、市は単独行動する幼児に対する安全性の確保を求められる」 と指摘し、千葉市に約1190万円の支払いを命じた。 両親は、「公園を管理する市は、枯れ枝を撤去するべきだった」と主張し、 対する千葉市は、「保護者の責任で幼児の安全に十分配慮するべきだった」 と反論していた。
日本も愈々アメリカ並みの、言いがかりに近いごね得の罷り通る訴訟社会になりつつあるのか。 嫌な世の中である。 昨年、この事故のニュースを聞いた時に、確かに気の毒だと思った。 しかし私が1番同情して心配したのは、事故当時、死亡男児の1番近くにいた、彼の姉である。 隣に座っていた(と報道で聞いた)自分がもっと気を配っていたら弟は死なずに済んだと、(確か)小学生の彼女は自分を責めたのではないだろうか。 そう思って、私は密かに心を痛めていた。
しかし事故から暫くして、両親は千葉市を訴えた。 悪いがこの子の死は、公園管理者のせいではないと私は思う。 誰かが意地悪をしたのではなく、落ちた先に偶々枯れ枝があったのだ。 それは誰が悪いというものではない。 運が悪かったのだ。 不幸な目に遭った時、人はそれを誰かのせいにしたくなる。 その気持ちは解るが、同意は出来ない。 裁判を起こした時点で、私はこの親を、ゴミ箱少年の親と同様の馬鹿親に認定した。
しかし地裁は親に軍配を上げた。 「背凭れの無いベンチは落ちるから危険」 「枯れ枝は刺さるから植え込みは危険」 植え込みではなく石畳だったとしても、赤ん坊が頭から墜落した場合、打ち所が悪ければ死ぬだろう。 ベンチの後ろにスポンジでも敷けというのか? ……アホかと。 枯れ枝の撤去を千葉市に求めるなら、お前が自分で事前にチェックして拾えよ。 危険なんて、どこにでも転がっているのだ。 通り魔的犯罪は防ぎようがないが、こういった類の事故なら、親の注意である程度は防げる筈。 子供については、結局親が責任を持つべきなのだ。
千葉地裁と言えば、違う裁判官だが、最近では今月10日に、母親殺しの男を執行猶予処分にしている。 介護疲れ等の事情はあったにせよ、一昔前なら尊属殺人である。 それなのに執行猶予。甘過ぎやしないか? 裁判官も人の子だが、本当に妥当な判断なのか、いまいち信用出来ないでいる。
☆追記☆
翌日(7月27日)の「とくダネ!」で、小倉智昭が、 「千葉市は控訴するべきだ」 「こんな判決が出るなら、千葉市は全ての施設を閉鎖したらいい」 と言っていた。 鬘着用なのは兎も角、この人はいつも偉そうなので好きではなかったのだが、この発言だけは全くその通りだと思った。 頑張れ千葉市!
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