天上天下唯我独尊

2006年05月04日(木) 思わぬ再会

主人が午後から休みだったので、2人で出掛けた。

空には雲ひとつ無い、とても良いお天気。
先週末には蕾ばかりだった公園の桜も、丁度今日が見頃だった。
それなのに。
重いからとデジカメ置いて来ちゃいました……馬鹿。
しかも、カメラ付き携帯電話も、充電したまま忘れて来ちゃいました……阿呆。
「ねえ、私って馬鹿なのかな……」
と呟くと、
「ある意味そうかもね」
と、いつも通りの返事。
冷たいなあ!!

花見をした後は、普段行かない街中の本屋に寄った。
本が一杯〜(当たり前だ)と店内をうろうろしていると、本棚の間の通路を歩いて来た男性と目が合った。
この人、見覚えがある。
そうだ、大学の教授に似ているのだ。
しかし、何故ここに?
私が(辛うじて)卒業した大学はここから遠いのに、こちらで学会でもあるのだろうか。
私を探しに来た主人にその話をしてみると、
「じゃあこっちの大学に引っこ抜かれたのかもよ」
と言う。なるほど、そういう場合も考えられるか。
「挨拶した方がいいかなあ」
「うん。して来れば?」
「でもねえ、名前を思い出せないのよねえ……」
「ああ、じゃ止めとけ」
そ、そうか……。

帰宅して、私の出身大学をネットで調べてみた。
教授の写真と名前が載っていた。という事は、まだその大学においでのようである。
やはり学会なのか? GWなのに?
うーん……。
それが、お風呂に入る時になって、突然思い出した。
何かの話の折に聞いたのだが、教授の出身地はここだったのだ!
そうか、それでGWに帰省なさってたんだ……。
名前さえ思い出せてれば、挨拶ぐらいしたんだがなあ……やっぱり馬鹿だわ私。

ゼミの教授の名前すら忘れるなんて、あんまりいい思い出が無い大学時代だったのかも知れない。
折角入ったのに、勉強は面白くなかったし。
社会科苦手なのに、どうしてあんな学部に入ったかなあ。
まさに税金の無駄遣い。
役人みたいに、国民の皆様にお詫びしろー!と言われそうだ。
名前は忘れても、教授の顔はわかったんだよね。
どことなく、父に似ているのだ。
いや勿論、教授は家の中ではパジャマで過ごしたりなさらないだろうし、パンツ一丁で庭先に出たりもなさらないだろうけれど。(どんな親父だ……)



2006年05月03日(水) 危険なアニキ

DNA鑑定結果マダー?(・∀・)

「ねえねえ、16も年下の異母妹と関係を持とうなんて思うもの?」
と、主人に訊いてみた。
「伊保内?」
「違う、イボナイじゃなくてイボマイ。腹違いの妹ね」
「ああ、そっちね。うーん……」
彼は暫く考えると、真面目な顔で、
「二十歳の時ならそんな事考えないと思う」
と答えた。
「人がトイレ我慢してる時にそんな事言うかあ! 噴き出したら膀胱が刺激されたじゃないかっ」
「えー、そんな事言われても、僕はちゃんと質問に答えただけなのに〜」
という彼の声を背中に聞きながら、私はトイレに駆け込んだのだった。


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